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ディズニー映画でおなじみの熱帯魚、ファインディング・ニモ。小さな身体に鮮やかな色彩と愛くるしい表情で人気のキャラクターですね。
ニモが「カクレクマノミ」という熱帯魚であることは有名ですが、映画の影響もあって、カクレクマノミは圧倒的な人気を誇る鑑賞魚になりました。
熱帯魚を我が家のペットとして飼う方も増え続けています。
その分残念ながら、ある日気がついたら亡くなっていたという場面に遭遇することもあるでしょう。
熱帯魚も他のペット同様、家族の心を癒やしてくれる存在です。きちんと供養してあげたいと思ったときに、「ワンちゃんや猫ちゃんの火葬は聞いたことがあるけれど、熱帯魚はどうなの?」というお問い合わせもいただきます。
今回は、小さな熱帯魚の火葬ができるのかということや、お骨のことなどについてお話します。小さな熱帯魚を飼っているご家族さま、ぜひ参考になさってください。
熱帯魚の火葬はできる?お骨は?
熱帯魚も火葬ができます
熱帯魚の火葬は、ペット霊園やペット火葬業者で行うことができます。
以前は、需要が少なかったこともあり、火葬や葬儀を引き受けていない業者が大半でしたが、アクアリウムや爬虫類といったブームもあり、魚や爬虫類などのペット火葬を行う業者が増えています。
ここで、火葬を個別に行う場合と合同で行う場合の2つの方法について簡単に説明します。
① 個別火葬
ご家族さまのペットだけを個別に火葬する方法で、火葬後にペットのご遺骨を残すことができます。
火葬のお立会いからご拾骨・ご返骨までしていただく個別立ち会い火葬と、火葬後はスタッフにお骨上げと納骨を一任していただく個別一任火葬があります。
② 合同火葬
他のご家族さまのペットと一緒に火葬する方法です。
合同火葬では他のペットのご遺骨が混ざるため、わが子のお骨を返してもらうことはできません。火葬後は、スタッフが合同納骨を行います。
お骨は残りますがペットのサイズによる場合も
「小さな熱帯魚の骨は残るの?」と不安に思うご家族さまもおられますが、お骨や遺灰はちゃんと残ります。ただし、ペットのお身体の大きさにもよります。
熱帯魚の中でもとても小さいベタなどは、残すのは難しいでしょう。
姉金(和金)金魚は、ある程度の大きさでしたらお骨が残りますし、ウロコを持たない両生類のウーパールーパーも僅かですが残ります。
ご遺骨がわずかしか残らなくても、火葬をしてあげたいとお考えになるご家族さまは増えています。
愛ペットグループでは小さな熱帯魚であっても、丁寧にご火葬を行っています。ご火葬後には納骨堂にて個別納骨や合同納骨でも供養ができます。ご火葬ご供養をしてあげることで、ご家族様の気持ちを整理することができるかと思います。
熱帯魚の供養方法
火葬する
ご家族さまのご希望や亡くなったわが子に合った火葬や葬儀を、ペット火葬業者にご相談いただくことができます。
小さなお魚のペットが亡くなった場合、これまでは「庭に埋めて供養してあげればよい」というお考えの方がほとんどだったと思います。
ですが、愛ペットグループでは、小さなお魚もご火葬してあげることをおすすめしています。
火葬をしてお骨にすることで、「自宅のお庭にて埋葬(庭に埋める)」という供養の方法も選ぶことができます。
土に埋める
ご自宅に庭がある場合、亡くなったお魚のペットをそのまま土葬したいと考える方が多いようです。
しかし、安易に土葬するのはおすすめできせん。感染症など衛生的な問題や、カラスなどに掘りかえされる可能性もあり、ご近所トラブルに発展することもあるからです。
ペットをきちんと火葬してお骨や遺灰という形にしてあげた場合は、土に埋めてもそのような問題に見まわれることはほとんどありません。
また、ご自宅に個人で所有する庭がない場合や、ご自宅の敷地内にご遺体をそのまま埋めることに抵抗をお持ちの場合は、プランター葬という供養の方法があります。
プランター葬
プランター葬とは、プランターに土を入れて、その中にお骨を埋めて供養する方法です。
小さなペットの火葬後のお骨を埋葬するのに適した方法ですし、「うちはマンションで庭はないけどベランダがある」「庭に埋葬するのではなく部屋で供養したい」というご家族様にもオススメしています。
ペットのご遺体をそのままプランターに埋めるという考え方もありますが、弊社では火葬をしてお骨にしてから埋葬してあげることをおすすめしています。ご遺体をそのまま埋めてしまうと、骨に返るまでに時間がかかるという理由もあります。
愛ペットグループでは、専用の可愛いプランター葬のセットをご用意しています。
ぜひご覧ください。
愛ペットメモリアルSHOP 愛ペット小さなふれあいガーデン
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自治体でのペット火葬
自治体によっては、ペット火葬を行っているところがあります。
ただし、合同火葬のみとしている自治体も多く、その場合お骨は返してもらえません。
ペット火葬の扱いがあるかどうかは自治体によりますので、ホームページで事前に確認したり、問い合わせたりすることをおすすめします。
問い合わせの際は、小さなお魚に対応しているかどうかも、合わせて確認するといいですね。
ペットの火葬サービスがない自治体では、残念ながらペットのご遺体は可燃ゴミとして焼却処分することになります。
亡くなった動物は、法律上は廃棄物として扱われる(廃棄物処理法第2条第1項)ため、仕方がないことかも知れません。
ですが、ゴミとして焼却と聞くと、ご家族さまにとっては心情的に辛いものがありますよね。
海や川に流す
熱帯魚は水に住む生き物ということから、そのご遺体を海や川に流してあげるとペットも喜ぶのではと考える方は多いようです。
海外では、ペットのご遺体をそのまま海や川に流す水葬と呼ばれる供養方法もありますが、日本では不法投棄として法律で禁じられています。
熱帯魚が亡くなってしまったら
水槽からすくって取り出す
亡くなってしまったペットを水槽の中で見つけたら、すぐにすくって取り出してあげましょう。
特に水槽の水温が高い場合、そのまま放置すると水質が悪化し、他の子たちの健康に影響を与えてしまいかねません。
大切なペットの死は受け入れがたく動揺する気持ちもあると思いますが、元気な子たちを守るためにも迅速に処理をしましょう。
安置する
水槽からすくって取り出したペットを、ご安置します。お身体の安置方法については、この後の章で詳しく説明しますので、そちらをご覧下さいね。
亡くなった熱帯魚のペット火葬を予定している場合は、それまでできるだけ傷みが進まないようにしましょう。
供養を行う
家族の一員であったペットが亡くなったら、ご火葬してご供養してあげることが一般的になってきました。ご供養をしてあげたいというお気持ちは、ペットの種類に関係ありません。
小さなお魚のペット火葬を検討される場合、ちゃんとご遺骨が残るのかと不安を感じる方も多いと思います。確かに熱帯魚の大きさや状態によっては、ご火葬してもお骨が残らない場合もあります。
ご不安なときは、ぜひ愛ペットグループへお問い合わせください。
愛ペットグループ お問い合わせはこちらから
https://aipet-group.com/contact/
水槽のメンテナンスを行う
亡くなった熱帯魚を取り出した後は、残った水槽のメンテナンスや、他の子たちのケアも必要になります。
まずは水槽に残っている熱帯魚たちを観察し、弱っていたりおかしな動きをしていたりする子がいないか、しっかりとみてあげましょう。
もし、亡くなった熱帯魚が病気だったとわかった場合は、残った子たちを別の場所に移し、水槽を洗って水を取り替えます。水槽内のエアポンプなどの道具類もすべてきれいに洗いましょう。
また、飼育用の器具のトラブルで亡くなったという場合は、器具の取り替えを検討する必要があるかも知れません。
熱帯魚の安置方法
熱帯魚が亡くなっていることに気づいたら、次のように安置してあげましょう。
① 水槽から亡くなった熱帯魚を取り出して、布などでやさしく拭いてあげます。
② ちょうどよい入れ物にご安置してあげます。お身体のサイズ合う小さめのタッパーや箱などが良いでしょう。
水中の生物である熱帯魚は、水がないところで保管すると乾燥してしまいます。水分を少し含ませたタオルや脱脂綿などで包んであげましょう。
③ 箱の中に、保冷剤を入れておくと安心です。長時間保管する場合は、時々取り替えることを忘れずに。
小さな熱帯魚とも納得のできるお別れを
自由に泳ぐキュートな姿で、たくさんの癒しをくれた小さな熱帯魚。お別れのときには、ご家族さまがよかったと納得できる方法を選びましょう。
熱帯魚の火葬は、他のペットたちのご火葬と全く変わりはありません。ですが、ペット火葬が一般的になりつつある現在でも、熱帯魚のご火葬はまだまだ少数と言えるでしょう。
小さな熱帯魚のご火葬について、ご不安なことやわからないことがありましたら、お気軽に愛ペットグループまでご相談くださいね。
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