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ペットを火葬して自宅で供養していたけど、何年も経つから周忌法要後にそろそろ納骨をしたいけど・・・「他の火葬会社で火葬した子は火葬をしていないペット霊園では納骨が出来ないのではないか?」「位牌も作ったけど一緒に納骨堂の棚に納めることは出来ないのでは」と思われていませんか。
どんな納骨方法があるのか、事前に納骨堂を見学が出来るのか分からないことがございますよね。
ここでは、他社で火葬した子も、位牌も一緒に納めることが出来るかを、お話ししていきます。
他社で火葬した子も納骨が出来る?位牌は?
大切なペットちゃんが亡くなり何年かが経ち「自宅で供養していたけど、そろそろ納骨を考えている」とお考えの、ご家族様も多いかと思います。
「何年か前には近くにペットの霊園が、あまり無く遠くに納骨するのは・・・」
「近くにペット霊園ができたけど他社で火葬したから納骨する事が出来ないのではないのか?」と納骨を諦めていませんか。
ペット火葬業者が納骨堂やペット霊園を併設している施設も増えています。
ホームページでペット霊園を調べてみて、納骨堂を見学出来るか問い合わせてみてもよいかもしれません。
事前に見学を予約していれば合同納骨.個別納骨棚などがあるか、どんな施設かも分かります。
個別納骨棚に、お位牌も一緒に納める事が出来るかも分かります。
事前に聞きたいことをメモしておくことを、お勧めします。
納骨の歴史
人のお骨の納骨の歴史は古くからある風習ではございません。
奈良時代にごく一部の富裕層のみが火葬を行って納骨をしていた儀式なのですが、もともと一般に行われていたのは土葬になります。
(関西や北陸などの一部の地域をのぞいて土葬が主流だったそうです。)
土葬から火葬へ移行したのは明治時代以降で日本の人口が増えたため埋葬する際の場所の確保が出来なくなった事と衛生面で政府主導のもとに昭和初期から火葬が主流になり火葬の普及率が伸びた事から納骨も一般的になったようです。
納骨とは
納骨とは、本来お墓に遺骨を納める事ですが近年では、お墓に限らず納骨堂や樹木葬など多様化してきています。
お墓に遺骨を納めるだけが納骨ではなくなってきています。
ここでは、ペットの納骨にどのような納骨方法があるのか、納骨の仕方や、お位牌も一緒に納める事が出来るのかをご説明いたします。
お墓に納骨する場合
一般的な納骨になります。3つの方法があります。
◦骨壺に入った状態で納める
◦納骨袋に遺骨を入れて土に還るように納める
◦遺骨を取り出して納める
【お墓に、お位牌は納める事はできません】
納骨堂に納骨する場合
納骨堂に納骨する際に2つ方法があります。
◦合同納骨【他のペットちゃんと一緒に眠る形になります。位牌は納める事はできません。】
◦個別納骨【棚やロッカータイプを契約し納骨するスタイルになります。施設により複数の骨壺を一緒に納める事が出来る棚はあるのか、お位牌も一緒に棚に納めても大丈夫なのか事前に、お問い合わせすることをお勧めします。】
納骨とは大切なペットちゃんを供養する場所になりますので、ご家族様で相談し話し合いして、お問い合わせのお電話をしてから見学されてみてはいかがでしょうか。
納骨する際に
大切なペットちゃんの遺骨を納骨したいけど・・・いつまでに納骨すればいいのか、納骨をする時の服装やお供え物はどうすればいいのか悩まれていませんか。
「宗教が違うと納骨することは出来ないのでは」と思われていませんか。
ペット火葬業者が併設している納骨堂は、宗教が違っても納骨が出来きますが、お寺や神社が運営する霊園は出来ない場合もございますのでお問い合わせしてみるのも良いかと思います。
納骨するタイミング
一般的にペットの遺骨を納骨をするタイミングは四十九日に行いますが、実は、何日までにしなければならないと言う決まりはございません。
四十九日法要後に納骨される方も多いですが、ご家族様が集まりやすい百箇日や1周忌で納骨される
ご家族様もおられます。
神式は葬儀式当日に納骨まで行われていますがキリスト教では葬儀の1ヵ月後や月命日に納骨を行う事もございます。
宗教によって納骨をするタイミングは様々ですが、ご家族様が集まりやすい日を選ばれてみてはいかがでしょうか。
服装について
納骨する際に立ち会うときの服装を気にされている方も多いのではないでしょうか。
一般的に礼服を着なければいけないのではないかと思いますよね。
普段着でも構いませんが、なるべく明るい色の服を避けていただければ大丈夫です。
納骨式には、お数珠を持参していくことをお勧めいたします。
お供え物について
ペットちゃんの大好きなオヤツやフードやお花は納骨式後にどうするのか、どんな物が
お供え物していいのかと悩みますよね。
納骨には2種類ありますので、お供えが出来るか
ご説明いたします。
合同納骨
合同納骨は合祀になりますので他のペットちゃん達の、ご家族様もお供え物をしています。
果物や生物は、お供えするこができません。
オヤツやフードは未開封のみになりますが、お供えすることができます。
個別棚納骨との違いは生花のお花を、お供えすることができますが施設により出来ない場合もございます。
個別棚納骨
個別棚には生花や生もの果物は、お供えは出来ません。
仏花として造花をお飾りすることができ、未開封のオヤツをお供えすることができます。
最後に
納骨はただ、お墓や納骨堂に、遺骨を納めるだけではなく大切なペットちゃんの冥福を祈りご葬儀の最終仕上げとしての意味もあり、大切な儀式です。
他社でsの火葬だから納骨する事を諦めておられる方も多いと思います。
近くの霊園に納骨が出来るかを事前にお問い合わせして相談してみるのも良いかと思います。
大切なのはペットちゃんの冥福を祈る気持ちです。
ご家族様で合同納骨か個別納骨にするか、お位牌も一緒にするかをしっかりご相談をしてから供養してみてはいかがでしょうか。
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