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ペットが亡くなった時、火葬後にお骨拾いをしますか?
近年では、火葬だけでなくお骨拾いをご希望されるご家族様も増えてきました。
まだまだ知られていない、ペットのお骨拾い。
今回は、そんなペットのお骨拾いについて、人との作法の違いを交えながらご紹介していきます。
ご一読いただき、ご家族様で考えていただくきっかけにしてくださいね。
ペットと人のお骨拾いの違いはある?
人のお骨拾いの流れ
故人の親族や関係の深かった人が、火葬後にお骨を拾い上げて骨壺に納める儀式のことを、お骨拾い・骨上げと呼びます。
お骨拾いでは、二人一組となり、お箸を使ってお骨を一つずつ拾い上げていきます。これを箸渡しと言いますが、この世とあの世をつなぐ三途の川を橋渡しする、という意味が込められているそうです。
故人との関係の深かった人から、足から頭の方に順に骨壺に収まるように拾い上げていくなどの決まりがありますが、地方や宗教により細かな作法が異なる場合もあるようです。
ペットのお骨拾いの流れ
ペットの場合も、火葬後にご家族様がお骨を拾い上げてお骨壺に納めていきます。
基本的な流れは人と同じですが、一つ違うのは、ペットには宗教やお骨上げについての固定概念・決まりがないということです。
そのため、作法にとらわれることなくご家族様のご意向に沿ってお骨拾いをしていただくことができると言えるかもしれません。
ペットのお骨拾いの方法
安置台に移してから行う
火葬後のお骨を、ペット火葬業者が収骨用の安置台に移してから、ご家族様がお骨上げを行うケースです。
業者によって違いがありますが、ペット火葬業者が主要なお骨をきれいに並べてくれるので、ご家族様はお骨を確認しやすく、お骨拾いもスムーズに行うことができます。
愛ペットグループでは、燃え残りや拾いきれなかった灰なども合同納骨のお墓に入れて供養していますので、ご安心くださいね。
火葬台の上で行う
訪問火葬車での火葬後は、火葬台でお骨拾いをするというケースが多いです。
また、ペット火葬業者の施設の規模によっては、火葬台のままお骨拾いをするということもありますので、気になるときは事前に確認されると良いかもしれませんね。
ペットのお骨拾いもお箸を使う?
ペットのお骨のサイズに合わせて
愛ペットグループでは、基本的にはお箸を使ってお骨拾いをしていただいています。
ただ、小さな骨や脆くなってしまった骨、灰などはお箸を使うのが難しいこともありますので、このようなときはピンセットや、刷毛などを使うようにしています。
なるべくお骨壺に納められるように、お骨の大きさや形状にあわせて選んでいます。
ペットのお骨拾いはご家族様のため
火葬後に、お骨になった姿を見るのは辛いかもしれません。ですが、火葬中の時間、火葬後のお骨拾いの時間を通して、少しずつお別れと向き合い、受け入れることができるようになります。
ペットの最後の勇姿を称えてあげるのも、ご家族様だからこそできることですね。
ペットのお骨拾いをするためには
個別火葬を選ぶ
火葬後にペットのお骨を残すためには、ペットのご遺体だけを火葬する「立会個別火葬」を選びましょう。
民間のだいたいのペット火葬業者では選ぶことができますが、市町村が運営する火葬場では、他のペットも一緒に火葬する「合同火葬」しかできないことが多いので、事前に確認しておいてくださいね。
ペット火葬業者に任せることもできる
愛ペットグループでは、個別火葬後、スタッフがお骨拾いを行って納骨する「一任個別火葬」プランをご用意しています。
火葬時のお立合いとご返骨はできませんが、専門のスタッフがしっかりと対応しますのでご安心くださいね。
詳しくは、ホームページでご紹介しています。
愛ペットセレモニー尼崎 個別一任火葬プランのご紹介
https://xn--vsq81f633bhk6a.com/cremate/entrust/
愛ペットグループなら専門スタッフで安心
残念ながら、ペット火葬業者の中には、ご家族様が見ていないところでご遺体やご遺骨をぞんざいに扱っているところもあります。
ですので、信頼できるペット火葬業者を選ぶことが大切ですよ。
愛ペットグループでは社内資格制度を設け、専門のスタッフが対応するようにしています。
社内資格は、問い合わせオペレーター、火葬炉取扱者、セレモニースタッフなどがあり、さらには、一般社団法人 日本動物葬儀霊園協会が主催する資格制度の動物葬祭ディレクターが、ご家族様に寄り添いお別れのお手伝いをさせていただいています。
社内資格制度については、ホームページで詳しくご紹介していますので、ご覧くださいね。
愛ペットグループ 社内資格制度のご紹介
https://aipet-group.com/statussystem/
ペット供養で後悔しないために
人の場合、ご葬儀式やお骨上げなど、お別れに関わる儀式は、残された人たちのためと言われることがあります。
これはペットとのお別れでも言えることです。
ペットとの最後のお別れは一度きりですし、火葬やお骨拾いをやり直すことはできません。
後悔しないためにも、よく考えてからペットとのお別れの形を選んでくださいね。
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