訪問ペット火葬と聞くと一番に疑問に思うことは、「火葬をする場所はどこ?」では
ないでしょうか?
ペット火葬を依頼する方の中にも、最近はマンションにお住まいの方も多く、マン
ション付近での火葬は近所の目もあり心配、というお声もよく耳にします。
そこで、今回はペット火葬を行う場所や方法についてお伝えしたいと思います。

ペット斎場での火葬


最近はペット飼育可のマンションも増えてきてはいますが、ペット飼育禁止マンショ
ンも少なくなく、「自宅がペット禁止マンションだから、ペットの斎場に連れて行っ
て火葬をしたい」というお声をよく聞きます。

ペット霊園や斎場での火葬のメリットは
①斎場の中で、周りの目を気にせず家族だけで葬儀が出来る。
②季節や天気の影響を受けずに火葬、葬儀を行える。
③火葬の立合いや見送りをする人数を気にしなくていい。※斎場の広さや待
合室
の有無による。
④納骨堂や霊園が併設されていて納骨をする場合は見学をすることも出来る。
⑤斎場でしか販売されていないメモリアルグッズなどを購入できる。
などになります。
近所にペット霊園や斎場があるのであれば上記のメリットを確認してみると良いかも
しれません。

夜に火葬する(訪問ペット火葬)


日が暮れた夜の時間での訪問ペット火葬であれば、人の目につきにくいのでは?とい
うお声もよく聞きます。
冬場は日が暮れるのが早く、夕方5時くらいには辺りは暗くなっていますが、時間帯
によっては帰宅ラッシュで人通りが多くなる場合があります。
人通りが多い時間ですと、暗くなってはいても歩きゆく人たちの目にふれやすくなっ
てしまいます。

そして、夜9時以降のラッシュ時が過ぎた時間帯ですと、人通りは少なくなり、お骨
拾いに近隣の方の目を気にしなくてよいという利点がありますが、ペット火葬会社に
よっては、夜間・深夜料金を申し受ける場合があります。
夜間・深夜料金はペット火葬業者にもよりますが5,000円から20,000円くらいが相場
になり
ます。

夜に火葬する場合は時間帯に注意してご依頼されると良いかと思います。

近所の公園や敷地で火葬する(訪問ペット火葬)


ペット火葬業者やご自宅の状況にもよりますが、基本的にはご自宅から移動した公園
や人通りの少ない場所でご火葬することが多いです。
煙や臭いがひどいからではありませんが、セレモニースタッフが自ら最適な火葬場所
を選ぶケースが多く、依頼主が火葬場所を指定しても、望みの場所で火葬をすること
が出来ない場合があります。

特定の敷地で火葬する場合は

①ご自宅の敷地内
②マンション内の駐車場(マンションの許可が必要)

が可能です。※ペット火葬会社による。

火葬が出来ない場所は
①訪問火葬車が入れない場所や細い道、坂道の途中
②私有地、大型ホームセンタといったお店などの駐車場や敷地内、有料駐車場
③公園の敷地内

になります。

ペット禁止マンションでのペット火葬

自宅から離れた場所で待ち合わせる

訪問ペット火葬の場合、自宅以外の近くの場所で落ち合うことが出来ます。(例 近
所の〇〇公園前、近くの目印になる建物付近など)
その場合ダンボールや箱など、運びやすい形でペットのお体を運ぶと良いかと思いま
す。

訪問ペット火葬車は社名が入っていない?

ほとんどの訪問火葬車には社名が入っていません。
火葬車両にもよりますが、煙突も見えにくく設計されていますので、ご近所の方に見
られてもペット火葬会社の車両だと分かりにくくなっていますのでご安心ください。

セレモニースタッフの服装、ご自身の服装

セレモニースタッフの服装は、スーツや正装の場合が多いですが、中には作業着やT
シャツでセレモニーを行うペット火葬業者もいます。
大切なペットの体を炉に移すのはセレモニースタッフになりますので周りの目だけで
なく、ご自身にとってどんなセレモニースタッフに火葬してもらいたいか?という判
断も必要かと思います。

ご利用者様の服装としては、特に指定はなく、もし、人の葬儀と同じように喪に服す
のであれば、色味の少ない服装などでも大丈夫かと思います。

最後に


基本的にはどんな場所のご自宅にも訪問してペット火葬をすることは可能です。
大事なのは、ペットのためにどうしてあげたいか?
になるかと思いますので、もしご遺体とともに移動できる範囲にペット霊園や斎場が
あるのであれば、固定施設である斎場でのご火葬、お見送りをお勧めいたします。

もし訪問火葬をご依頼する場合は、ペット禁止マンションであればその旨を伝えて、
セレモニースタッフに対応して頂くのが良いかと思います。
一戸建ての場合でも、自宅前の道の幅が狭い場合は先に伝えておくとよいかもしれま
せん。
入り組んだ場所だったり、Googleマップなどで検索しても表示されない場所などは、
近くの落ち合いやすい場所を待ち合わせ場所に指定するのも良いかもしれませんね。

いずれもあらかじめご火葬のご予約のお電話の時に打ち合わせが出来る内容になりま
すので、先に確認しておくと安心してお見送りの時間を過ごすことが出来るかと思い
ます。

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中田忍
2003年からペットセレモニーに携わっています。小さなハムスターから、ゴールデンレトリバーまで、今までお見送りのお手伝いをさせて頂いたご家族様は、数千件になります。 日々、ペットの葬儀、セレモニーの現場で経験することをもとに、皆様のお役に立てる記事を書いていきたいと思います。 有資格:1級 動物葬祭ディレクター