梅雨や夏の暑い季節ペットちゃんの安置方法。ドライアイスで保冷の仕方・自宅で何日安置できるの?

湿気に悩まされるこの季節、そして梅雨が明ければ暑い夏がやってきます。もしペットちゃんが亡くなってしまったら、どうしたらいいのか迷われると思います。

気温も湿度も高いこの季節に、ペットちゃんのお体の状態が気になるかと思います。お別れの時まで、「できるだけ綺麗な状態で自宅で安置してあげたい」と思うのはご家族様の願いです。

今回は、暑い時期にペットちゃんが亡くなってしまった場合の対処について、お伝えします。
ご安置の仕方やご遺体はどのくらい保管できるのか?また、ペットちゃんの身体を維持するための保冷処置について解説しますので、ぜひ参考になさってください。

暑い時期にペットちゃんが亡くなってしまったら

 梅雨や夏の暑い季節ペットちゃんの安置方法。ドライアイスで保冷の仕方・自宅で何日安置できるの?

ペットちゃんの安置方法について

ペットちゃんが亡くなったとき、最初にお身体を清めてあげます。清めるとは、お身体を拭いて綺麗にすることです。暑い時期は丁寧にお身体を拭いてあげてください。
そして、お身体を安置してお別れの時まで一緒に過ごし、ご家族さまが決めた供養の方法でお見送りします。
安置方法や清め方は、ペットちゃんの種類によっても異なる点はありますが、下記のことを行います。

① 身体を清める。
ペットちゃんの目と口をやさしく閉じて、身体を自然な体勢に整えてあげます。その後、お湯で湿らせた手ぬぐいやタオルなど柔らかな素材のもので、身体を丁寧に拭いてあげます。

② ご安置する。
ペットちゃんをご安置できるサイズの段ボールや木の箱などの入れ物を用意して、中にシーツやタオルなどを敷いて寝かせてあげます。

③ ご家族さまが決めた方法で供養を行う。
ご家族さまの決めた方法で供養を行います。現代では、家族の一員としてお見送りをしてあげたいというご家族さまのお気持ちから、ペット火葬業者でご火葬されるケースが増えています。

 梅雨や夏の暑い季節ペットちゃんの安置方法。ドライアイスで保冷の仕方・自宅で何日安置できるの?

自宅で身体を冷やさずに安置できる?

ペットちゃんの身体を冷やさずに、安置する場合・冬季は2~3日・夏季は1~2日程度とされています。
(特に気温が高い日や、お住まいの場所によっては、上記の日数以内でもご遺体の傷みが進んでしまう可能性もあります。)

これ以上の期間ご自宅で安置する場合は、ペットちゃんのお身体をドライアイスなどで冷やし、室内温度を下げて涼しい環境で安置して、傷みの進行を遅らせる必要があります。

暑い季節ご自宅での安置方法と保冷処置

安置方法

ペットちゃんを安置してあげる際には、手と足を少し曲げるように胸元に寄せ、背中は丸みを帯びた自然な体勢になるように寝かせてあげましょう。
 梅雨や夏の暑い季節ペットちゃんの安置方法。ドライアイスで保冷の仕方・自宅で何日安置できるの?

保冷処置の方法

室温があがる暑い時期、できるだけ涼しく直射日光の当たらないお部屋に安置をしましょう。
身体の傷みが進みにくいように、クーラーを使用したり、ドライアイスや保冷材を置いたりして、しっかりと保冷処置を行う必要があります。

ドライアイスは氷や保冷剤よりも、長時間低温をキープできます。
状況にもよりますが、氷は約3時間、保冷剤は約6時間、ドライアイスは約24時間で冷やす効果が薄れてくるとされています。
氷はビニールに入れて、ドライアイスはタオルなどで包んでから使用しましょう。

ドライアイスを準備できない場合は、保冷剤や氷を使って、できるだけしっかりと保冷しましょう。
お腹や脇の下、腰のあたりを集中的に冷やすと効果的です。
 梅雨や夏の暑い季節ペットちゃんの安置方法。ドライアイスで保冷の仕方・自宅で何日安置できるの?

ドライアイスの使用方法

暑い時期のご遺体の保冷には、ドライアイスが効果的です。ドライアイスの配置は、ペットちゃんのお腹周りや脇の下を中心に、身体全体が冷えるようにします。
ドライアイスを取り扱うときは、必ず軍手などをして直接手で触らないように注意してください。じかに触ると凍傷になってしまいます。
また、作業を行うご家族さまが気をつけることはもちろんですが、ペットちゃんのご遺体にもドライアイスが直接触れることがないように、タオルなどに包んでから配置しましょう。その上で、バスタオルなどでペットの身体全体を包むようにしてあげれば、保冷効果が高まります。

なお、換気が十分でない状況の中、ドライアイスから二酸化炭素ガスが発生すると、意識障害を起こしてしまう恐れもあります。
窓を定期的に開けるなど、換気を心がけてください。

暑い時期の保冷で注意してほしいこと

 梅雨や夏の暑い季節ペットちゃんの安置方法。ドライアイスで保冷の仕方・自宅で何日安置できるの?
暑い時期の保冷処置は、ご遺体の傷みの進行を遅らせるためには必須です。そのときに注意すべき4点を、下記にまとめました。

① クーラーや扇風機を使用する際は、風がペットちゃんの身体に直接あたらないようにします。外気に触れることで、身体の傷みが進んでしまいます。

② 氷や保冷剤、ドライアイスは、できるだけこまめに交換しましょう。

③ 保冷処置を行っていても、ペットちゃんの口や鼻などから体液が出てきてしまうことがあります。そんなときは、直接手で触れず、ティッシュなどでふき取ってあげてください。

④傷みの進行を遅らせるためにも、ペットちゃんの身体をこまめに拭いて、体を清潔に保ってあげましょう。

愛ペットグループでご案内できるサービス

 梅雨や夏の暑い季節ペットちゃんの安置方法。ドライアイスで保冷の仕方・自宅で何日安置できるの?
暑い時期にペットちゃんが亡くなってしまったけれど、自宅で安置する際に保冷剤がない、時間や余裕がないといった場合もありますよね。そんなときにご利用いただける、愛ペットグループのサービスをご案内します。

遺体安置サービス【エンゼルケア】

「暑い時期、身体が傷んでしまうのではと心配で仕方がない。」
「火葬をしたいと思っていても、家族は仕事で週末まで休めない。」
「家族が遠方にいるため、帰ってくるのに数日かかる。」
と言ったお客さまの声を、これまで数多く聞いてきました。
そんな場合でも、ご遺体の傷みの進行を抑えながら保管し、家族が集えるのを待ってから葬儀を行うことができるサービスが、【エンゼルケア】です。

ペットちゃんのお身体を、沐浴(もしくは清拭)・整毛等の処置を施した後、愛ペットセレモニー尼崎にて安置させていただくケアサービスです。
愛ペットセレモニー尼崎では、最善なプランをベストな日時で行っていただけるよう、資格を有した専属のオペレーターが応対しています。

エンゼルケアの詳細はこちらで。
https://xn--vsq81f633bhk6a.com/angelcare/

ご自宅で長期の安置が出来る棺【パーフェクト ネオ】

「お葬儀をあげたくても家族が集まれる予定や時間が…。」
「家族とゆっくりお別れの時間を過ごしたい。」
「棺がダンボール箱だとかわいそう。この子を可愛く安置してあげたい。」
「身体が傷んでしまうのは避けたいし、火葬まできれいなまま自宅で安置したい。」
ご家族様のお悩みやお声はたくさんありますが、【パーフェクト ネオ】があればしっかりとご安置ができます。

ドライアイス5㎏がセットされていますので、ご火葬までのご遺体の安置や保存に適しています。また、このお棺のまま、きれいに可愛らしくお花飾りをして、お通夜やお葬儀を行うことも可能です。この【パーフェクト ネオ】一つあれば、ご家族さまの様々なご要望に充分対応が可能です。

パーフェクト ネオは、愛ペットメモリアルショップからご購入いただけます。
https://ipetshop.stores.jp/

天使のつばさ

【天使のつばさ】は、長期間ご遺体の安置が可能なペットちゃん用の棺です。
亡くなったペットを寝かせてあげるだけで、保冷剤やドライアイスを使用せずに、衛生的な状態で数週間安置できます。    ニオイの心配もなく、そのまま火葬も可能です(使用不可の火葬場もあります)。

本体サイズ (S) 60cm×40cm
(Sサイズの適用種 ウサギ・猫・ミニチュアダックスフンド・シーズーなどの小型犬)

天使のつばさは、愛ペットメモリアルショップからご購入いただけます。
https://ipetshop.stores.jp/

暑い時期、もしもの時にはお問い合わせください

 梅雨や夏の暑い季節ペットちゃんの安置方法。ドライアイスで保冷の仕方・自宅で何日安置できるの?
暑い時期に、予期せぬ場合はもちろん覚悟をしていた場合であっても、大切なペットちゃんとの突然のお別れは、どうしていいのか戸惑ってしまうご家族様も多いようです。

ご自身で保冷処置をしたが心配、火葬までに日にちや時間があいてしまうなど、そのときの状況やお困り事も、愛ペットグループまでご相談ください。愛ペットグループでは、お問い合わせからご葬儀・火葬・納骨まで、ご家族さまにご安心頂けるよう専門のスタッフが対応させていただきます。

愛ペットグループ お問い合わせはこちらか
https://aipet-group.com/contact/

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ながもりなみ
実家では犬や猫と暮らし、息子たちが幼いときはカブトムシや亀、グッピーを育てていました。動物たちとご家族様の、暮らしの一助になる記事を書いていきたいです。
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