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昨年、「昆虫葬」の事をメディアに取り上げていただいてから、たくさんのお問合せやご依頼をいただいております。
しかし、昆虫葬についてまだメディアでも公開されていない情報もあり、実際にどんなことが行われているのかわからずご利用をためらっている方もいらっしゃるかもしれません。
今回は昆虫葬の事を皆様に知っていただくために、お問い合わせいただいた内容に少しづつお答えしていこうかと思います。
「昆虫天国」がある愛ペットセレモニー尼崎はどんなところ?
愛ペットセレモニー尼崎はペットの火葬やお葬儀、ご納骨、供養、メモリアルグッズの販売まで行っている総合施設です。
場所は兵庫県尼崎市にあり、昆虫天国は施設の表にある庭園にあります。なのでお参りは24時間いつでもお越しいただくことが可能です。
尼崎に行かないと供養してもらえない?
遠方にお住まいの方には、来園しなくても昆虫の供養が出来る「昆虫葬郵送キット」をお勧めしています。
↑上記ボタンからご購入可能です。
ご購入いただきますと、昆虫葬郵送キットが届きますので亡くなった昆虫をキットに納めて送り返していただくだけで、埋葬からご供養まで愛ペットセレモニー尼崎が執り行います。
愛ペットセレモニー尼崎では毎月第三土曜日にペットの供養式を執り行っていますので、その時に昆虫天国の前でご住職様に読経して頂いてしっかりと供養を行っています。
実際の尼崎月例法要の様子です。
埋葬できない昆虫はあるの?
絶滅危惧種に指定されている昆虫は亡くなっていてもお預かりすること自体が出来ません。
絶滅危惧種で有名な昆虫の中ではゲンゴロウが有名ですね。
また、昆虫葬御郵送キットに収まらない昆虫の郵送もお断りさせています。
(少し大きい昆虫や、複数の昆虫に対応した昆虫葬郵送キットも販売しています。≫愛ペットメモリアルショップ≪
昆虫以外の動物の郵送も受け取ることが出来ません(動物の場合はペット火葬の扱いになります。)。
なぜ火葬ではなく埋葬なの?
昆虫は節足動物と呼ばれ、昆虫葬の供養をされる昆虫のほとんどが外骨格を持つ昆虫です。
火葬をすると外骨格ごと燃え消えてしまいます。
そうなると手を合わせる対象が亡くなってしまいますので供養の対象が無くなってしまうということになります。
愛ペットの「昆虫葬」ではオリーブの木の元に埋葬する事で手を合わせる対象が出来るので、ご供養のイメージがしやすくなります。
なぜオリーブの木なの?
昆虫天国にはオリーブの木が植えられています。
なぜ、オリーブの木を選んだのかお教えします。
「平和と繁栄」の象徴でもあるオリーブは常緑樹で、いつでも元気に緑の葉を輝かせます。
寿命は3000年と言われ、ソメイヨシノの寿命は70~80年くらいなのでオリーブの木はかなり長寿と言えます。
永代に渡り亡くなった昆虫たちの安泰を願う木として採用しました。
昆虫たちはオリーブの木の下でゆっくりと土に還りながら静かに眠っています。
昆虫天国の中はどうなっているの?
昆虫葬のカロートの中は、実は深い穴になっていて、花壇の土につながっています。
なので、埋葬された昆虫たちは自然な形でしっかりと土に還りますし、カロートの中が昆虫でいっぱいになる事もございません。
昆虫は土に還るの?
人や動物のお骨は中々土に還りません。
戦時中の遺骨などが近年に綺麗な形で出て来たり、最近では梅田北ヤードに江戸時代の墓地跡があり大量の遺骨が見つかった事からも、お骨は簡単に土には還らないことが分かります。
でも、ハムスターなどの小動物の遺骨を埋葬するプランター葬の様な場合は、頻繁に水を上げたりする事により時間をかけて綺麗に土に還り、その植物が生まれ変わりとされています。
昆虫葬はその中間の様な形です。
もちろん花壇にあるので、頻繁に水を上げていて、昆虫葬の下部はその花壇に連結されていますので、オリーブなどの樹木や植物に生まれ変わり土に還る構造となっています。
ただし、昆虫が土に還るスピードを上回る数の昆虫葬の依頼が入った場合、カロートはいっぱいになります(報道されてからご依頼件数が増えていますのでその可能性があります。)。
その場合は、同じ花壇上に、追加でもう一基「昆虫天国」を制作することが可能ですので、当面はご心配なく昆虫葬の埋葬をさせて頂きます。ご安心下さい。
遠方に住んでいる場合はお参りはどうしたらいい?
遠方から昆虫葬郵送キット等で昆虫天国へご供養依頼された方には、合わせて愛ペットの「バーチャル霊園」に登録されることをお勧めします。
オンライン上の仮想空間に建立してご自宅からお参りできるお墓を、無料で申し込むことが出来ます。
申し込み方法はこちら
「バーチャル霊園」はこちら
https://pet594.net/
最後に
どうでしたでしょうか?
「昆虫葬」の事、さらに詳しく知っていただけたでしょうか?
昨年メディアに紹介された「昆虫葬」ですが、夏や秋だけでなく、冬にもたくさんご依頼いただいている状況です。
まだまだたくさんの人に昆虫の供養の事を知ってほしい。
これからも引き続き、小さな命の大事さを伝える普及活動を続けていきたいと思っています。
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