ペットが亡くなってしまい火葬をして、返骨として持ち帰ったお骨を納骨せずに自宅で手元供養をと考えていたけれど、どのように供養すれば良いのか悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
手元供養とは、納骨堂や霊園といった環境に納骨するのではなく、お骨を自宅等で保管し慰霊の場を身近に置いて供養することを言います。手元供養をする場合に、何か決まりがあるという訳ではありませんが、飼い主様、個人個人がただ家にお骨を置いておくだけではなくお線香を定期的に上げる等、自分なりの供養をすることが大切になってきます。ここでは、主に手元供養の方法などについてお話ししていきます。
ペットの手元供養で準備するもの
現在は、納骨堂や霊園に納骨するだけではなく、自宅で供養をする手元供養をされる飼い主様も増えてきました。
主に手元供養をされる場合、手元供養の台・仏壇、ペットの遺影、お水、お花、ろうそく立て、小さなお線香など基本的な仏具を用意される方が多く見受けられます。
手元供養の需要から、手元供養のための商品は大変多くなっており、ペットのメモリアルグッズ専門店が出来てきて、飼い主様のイメージされるものが見つかりやすくなってきています。
もし、ペットの手元供養用の仏具はどの様なものが良いのか分からない、どこで買えば分からないという方は、人のお仏壇で使用するようなものでも構いませんし、直ぐに準備出来ないという方は陶器の小皿などでお線香を上げるも一つの方法と言えます。
近くに仏具の専門店が無いという方は楽天といったショッピングサイトを活用するか、ホームセンターにも仏具コーナーが大体ありますので一度、行かれても良いのではないでしょうか。
ペットの手元供養の方法はこんなやり方も
最近では、ペットのお骨の一部をペンダントやアクセサリーにして、形見として残しておくという方もいらっしゃいます。このようなサービスを提供している会社も多数あり、とても利用しやすくなっています。納骨もしてあげたいけど、身近で大切だったペットとずっと一緒にいたいという方は、納骨を済ませた上でお骨の一部をアクセサリー等の形にしてお持ちになるというのも一つの手元供養の形かもしれません。
ペットの手元供養でも法事の際は住職を読んだ方がいい?
実際、忌日である四十九日などが来た際には、お骨の納骨をご検討されることをお伝えさせていただいております。どこかで区切りをつけることで、ペットと飼い主様がお別れをし、ペットは極楽浄土へ成仏すると考えられているからです。しかし、まだこれからも手元供養をしておきたいと、お考えの方は、ペットの供養もしてもらうことができる住職様も最近では多くなってきていますので、お近くのお寺にご依頼してみるのも選択肢かと思います。
また、依頼されなくとも、大切なことは、ペットへ、お骨に手を合わせ感謝の気持ちや「ありがとう」と思いをはせることで、亡くなったペットも喜んでくれるのではないでしょうか。
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