犬や猫のペットの納骨をする際、どの様な霊園、納骨堂を持つペット葬儀業者が良いのか迷われますよね。
特に初めての方にとっては、悲しい中で業者等を選ぶ心の余裕がなく良い場所が選べないことだってあるかもしれません。私たちは、納骨をする霊園や納骨堂のあるペット葬儀業者はしっかりと調べて選ばれることをお勧めしています。
もし、安易に決めてしまうと、その霊園が倒産してしまったなんてことがあれば、大切なペットの遺骨もどこにいってしまうのかわからないこともあるからです。ここでは、ペットの納骨をする場所の選び方や注意点について詳しくお話ししていきます。
ずばり納骨堂を選ぶ際に見るべき3つのこと
実は、選ばれる基準というのは、それぞれの飼い主の方にとって違うかと思います。豪華な納骨堂があるところが良い、お寺の施設が安心、経済的に難しいので合祀納骨(一つのお墓、納骨棚に他のペットと一緒に納骨されること)が出来る施設にしよう、自宅から近い霊園があるのでそこに行こう、など選択肢はひとそれぞれかと思います。ただ、私たちのようなペットの納骨堂の施設を持つスタッフだからこそ言える“見るべきポイント”というのはあります。
1、その納骨堂は所有地?借地?
実は、大阪のある霊園が突然閉鎖したという出来事がありました。この霊園には数多くのペットが眠っていましたが、すべてのお墓が閉鎖に伴い、壊されどこに自分のペットが眠っているのかも分からなくなってしまう状況になりました。実は、この霊園はオーナーの所有地ではなく、借地だったわけです。それも理由は、「地権者に返すため」と張り紙に書いてあるだけで、特に説明もなく閉園してしまいました。
自治体によっては、ペット霊園の場合、土地が所有地であることなど、規制を設けている自治体もあるようですが、この地域では設けていなかったようです。こういった意味でも、ペットが安心して永く眠ることができるよう、しっかりと選ばれる納骨堂は、運営者の所有地か否か?は確認する必要がありそうです。
2、その納骨堂、管理はいきとどいていますか?
他にも、その納骨堂がしっかりと管理が行き届いているかも、選択肢になるかと思います。霊園なら、周りが葉っぱだらけで、雑草もたくさん生えていたりすれば、管理がなっていないことはすぐにわかります。納骨堂であれば、仏様の供花が枯れていたり、床が汚い、トイレが汚いなどあらゆる点で、管理されているか気づく点があるかと思います。
3、供養祭などの催事は執り行われているか
弊社では、毎月の月例法要や季節ごとに動物供養大祭を行っています。供養祭などがない霊園や納骨堂の業者は、納骨してもらえればそれで終わりとなってしまいます。そういった場所で本当に大切にしていたペットたちは成仏し、幸せな時間を天国で過ごせるのでしょうか。やはりそういった催しがあることで、施設のペットへの思いがわかります。
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もちろんそういった供養祭や法要には行かないという方もいらっしゃるかと思います。ただそういった方でもどこかで供養祭や法要のお知らせが来た時に、久しぶりに会いに行こうかなと思われることもあるかと思います。出来るだけ、そういったことをされているペット葬祭業者を選ばれることをお勧めします。
まとめ
霊園、納骨堂を選ぶ上での注意点は、お読みいただきお分かりいただけたかと思います。霊園や納骨堂をペットは選ぶことができません。飼い主様がしっかりと、見定めていただくことで、ペットは安心して眠り続けることが出来ると私たちは考えています。
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