人間の世界でいうと「終活」という言葉を良く耳にすると思います。
残される人のためや自身が亡くなった時のことなどを考えて、生きている内に準備することですよね。
ペットのことも同じく、亡くなってから考えるのではなく、生前から考えて準備しておくと良いことが複数あります。
もちろん、亡くなることを考えたくないという気持ちもごもっともですが、生前に準備しておくと焦らずにきちんと供養できることもメリットのうちですので、ごゆっくり考えてみてはいかがでしょうか。
ペットが亡くなるまでに行うこと
火葬プランを考える
まずは、火葬のプランを考えると良いでしょう。
火葬のプランアは大きく3つございます。
後ほど詳しくご説明しますが、プラン内容によっては希望の供養方法ができないこともあるため、注意が必要です。
ペット火葬業者を決める
ペット火葬を依頼したいペット火葬業者を決めておくのも大切です。
先代のペットがお世話になった施設があれば、そこで決めるご家族様が多いですが、初めての火葬だとどのようにして決めたらよいのかなどわからないことだらけですよね。
ペット火葬業者は数多く存在するため、いざとなるとゆっくりと決められないかと思いますので、じっくりとリサーチして決めておきたいですね。
ペット火葬業者の選び方などはコチラ(https://xn--vsq81f633bhk6a.net/archives/7847)wpご参照ください。
お骨の供養方法を決める
供養の方法も多岐にわたります。
後ほど詳しくご説明しますが、生きている間でも一度ご家族様間で話し合って、希望を予め決めておくと良いですね。
ペット火葬のプラン
立ち合い個別火葬
個別プランの中にも2種類あり、お骨拾いまで立ち会うか否かになります。
個別プランは、ご家族様のペット1人のみで火葬するため、お骨が残ります。
そのお骨をご家族様自らお骨壺に納めることができるのが立ち合い火葬プランです。
一任個別火葬
個別火葬のもうひとつの選択肢は、収骨をセレモニースタッフに任せるプランです。
収骨に立ち会える自信がないというご家族様は、スタッフにお骨壺に納めるのを任せることができます。
ただし、返骨をしてくれるペット火葬業者も存在しますが、愛ペットグループでは一任個別火葬では返骨できかねますのでご注意ください。
合同火葬
合同火葬は、複数のペットを同時に火葬することで、特徴としてはお骨が誰のものかわからなくなるため返骨ができないということにあります。
メリットとしては、安価で火葬が実施できることや寂しがりのペットには、にぎやかな火葬ができるという点です。
返骨や納骨を希望されているご家族様は、合同火葬は選択しないように注意しましょう。
火葬プランについてはコチラをご参照ください(https://xn--vsq81f633bhk6a.net/archives/8632)
お骨の供養方法
自宅供養
お骨を持ち帰り、自宅で供養する方法です。
お骨壺を仏壇に置いて毎日手を合わせたり、ベッドなどに寝かせて一緒に過ごしたり自宅供養も方法もさまざまです。
筆者も、自宅供養を選択し毎日一緒に時を過ごしています。
納骨する
納骨堂に納骨するご家族様も多いです。
お骨壺を納骨するには契約が必要です。
納骨にはたくさんのメリットがあります。
納骨の詳しいご説明はコチラをご確認ください(https://xn--vsq81f633bhk6a.net/archives/8952)
粉骨・プランター葬
粉骨サービスがある施設では、粉骨してもらえます。
粉骨すると、散骨やプランター葬に切り替えることが可能です。
プランター葬は、小さな小動物ではよく選ばれる供養方法です。
植物としてもさらに可愛がれるので、愛着が深くなりますよ。
樹木葬
人と一緒に入れる樹木葬という方法もあります。
愛ペットグループでも、樹木葬を取り扱っています。
一緒のお墓に入れるってとても魅力的ですよね。
共同墓地
ペット火葬施設の共同墓地に入れることも供養のひとつです。
たくさんのペット達が眠っているので、寂しくなくにぎやかに毎日過ごすことができます。
合同火葬を選択した場合は、共同墓地に入ることになります。
備えておくもの
火葬費用
人の葬儀も同じですが、火葬費用は備えておきましょう。
ペット火葬の料金は、ペットの大きさや種類、プランによって異なります。
事前に知っておきたい場合は、ホームページを確認してご自身のペットの料金をある程度見ておきましょう。
詳しくはペット火葬業者にお問い合わせくださいね。
形見として残したいものは生前から集める
毛やヒゲなどの毛髪を形見として残したい場合は、生前から集めておくことがおすすめです。
病気がちになると、毛の艶が失われたり、毛量が減ったりとしてしまうことがあり、実際に毛をとっておきたくても、病気の闘病中のペットを思い出してしまったりして、取りづらくなってしまいます。
ですので、グルーミング後などの毛を集めておくと良いですね。
ペットの終活も行いましょう
人に終活があるように、ペットが亡くなってしまった後のことを生きている内に考えておくことも大切です。
火葬プランや供養方法・ペット火葬業者を探しておくことも大切です。
また、形見をとっておきたいご希望があるご家族様は、生前からとっておくことをおすすめします。
そして、実際に亡くなってしまったあとでも、後悔のないお別れになるように準備しておきましょう。