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大切な家族の一員であるペットにはいつまでも健康で長生きしてほしいものであり、多くの飼い主さんが楽しく穏やかな日々を過ごしたいと願っていると思います。
そのためには、日々の健康チェックが大切であり、ペットちゃんのちょっとした異変にもすぐに気付けるようなコミュニケーションを密に取ることが大切です。
ペットちゃんも大好きな飼い主さんとの遊びやふれあいを通して心身共に健康に生活することができるものです。
信頼関係を築いていくことはなにも人同士だけでなく、ペットと人の間にも大切なポイントです。
絆がより深いほど、愛しいペットちゃんのちょっとした変化も見逃さずに対応できます。
そんな日々の健康チェックを効果的に実践していくためには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか?セレモニースタッフが、長生きしたペットちゃんの飼い主さんにきいた健康の気を付け方などを参考に、ペットの健康チェックの具体的な方法や健康チェックすることで得られる点について紹介します。
ペットちゃんにいつまでも健康でいてもらうために何かしたいと考えている飼い主さんや、体調の異変にいち早く気付くためのポイントが知りたい方は参考にして下さいませ。
健康のチェックポイントを知っているだけでもペットの健康を守ることにつながります。
ペットの健康チェックの方法は?
ペットちゃんもさまざま種類がおり、それぞれ種別により健康チェックが特に必要な部位があります。
基本的には犬や猫のペットちゃんは身体にしこりや傷などの異常がないかを確認するボディーチェックが主な健康チェックになります。
また、食欲はあるのか嘔吐・下痢などの症状や咳などが出ていないかをチェックすると良いでしょう。
飲水量とおしっこの量をチェックすることも大切です。
腎臓などの病気になると多飲多尿の症状があります。
ウンチやおしっこは健康チェックする上で欠かせない項目です。
血が混じっていないか、色や量は正常かできれば1日1回は必ずチェックするようにします。
ボディーチェックをするためには、幼少期から体のどこを触られても大丈夫なようにスキンシップに慣らす等の社会化をする必要があります。
特にワンちゃんや猫ちゃんの場合には、口先や尻尾、お腹やお尻周りは嫌がるペットちゃんが多い部位です。
徐々にさわることに慣らしていき、触られても大丈夫だとペットちゃんに覚えてもらうことがポイントになります。
また、ペットちゃんの普段の様子を飼い主さんがよく観察して日々の行動パターンや好きなもの、好きな遊びをチェックする癖をつけましょう。
好物を前にしても反応が鈍かったり、動きがいつもと違う場合には普段の様子を把握していることですぐ異変にも気づきやすくなりますよ。
一点注意したいのは、身体を触られることを極端に嫌うペットちゃんもいます。
特にハムスター、ウサギ、フェレット、インコなどの小動物のペットちゃんは過度なふれあいが逆にストレスになり、体調を崩してしまう可能性もあります。
小動物のペットちゃんの場合には、特にその子の反応を見ながらボディーチェックするようにしましょう。
もしも、ボディーチェックが難しそうな場合には、間接的に様子を確認してペットちゃんの身体に負担をかけないようにチェックしてくださいね。
ペットの健康チェックのポイント
ペットちゃんの健康チェックのためにはボディーチェックや食欲などに注目すると良いと紹介しましたが、さらにチェックの時により注目したいポイントについて紹介します。
第一にペットの健康チェックで大事なことは普段の様子から変化していないかという点です。
同じ生活リズムで食事も同じように食べているという何気ない普段の生活が重要なのです。
そんなこと?と疑問に思う飼い主さんもいるかもしれませんが、ペットは敏感な生き物であり環境の変化にも弱い面があります。
少しでもストレスを感じたり、体調が悪くなると毎日の生活リズムにズレが生じるものです。
さらには、本能的に体調不良を隠そうと行動するペットもいます。
猫やインコなどは警戒心が強く、野生では弱い面を見せることが命に関わるため本能的に弱い姿を見せてくれないものです。大好きな飼い主さんやその家族に苦しんでいる姿を見せたくないと考えて頑張ってしまう健気な子もいます。
飼い主さんやその家族の方がペットちゃんの違いに気付けるようにみていることが健康チェッックに繋がります。
また、食事やトイレは健康チェックする上で異変に気づきやすい項目になります。そのため飼い主さんがいつもの生活と違う小さな変化に気づくためにアンテナを張ってペットちゃんを観察することがとても大切になります。
食欲がない、嘔吐・下痢などの症状がある、食の好みがまだ変わったなど気づきやすいチェックポイントかまいくつかあります。
そんな変化を見逃さないようにするために、トイレや食事スペースはこまめに掃除して清潔に保つようにしましょう。
食事スペースやトイレを清潔にすることは菌の繁殖を防ぎ、病気の予防にも効果的です。
気持ちよく食事やトイレをしてもらうためにそうじすることにより、健康チェックもスムーズにすることができますよ。
犬や猫の具体的な健康の気をつけ方3選
ペットちゃんの中でも特にワンちゃんや猫ちゃんと暮らしている方は多いかと思います。
現在では、犬や猫も糖尿病や高血圧と言った人がなる病気にかかることもめずらしくありません。
腫瘍などのガンなども多く、より健康に気をつけた生活を心がけたいものです。
犬や猫の具体的な健康の気をつけ方について紹介します。
飼い主さんとその家族の方は参考にして下さいね。”
①食事管理
犬や猫は自分で食べ物の管理ができないため、食事管理は飼い主さんの大切な仕事の一つです。
飼い主さんが与える食べ物により、愛犬や愛猫の健康が守られているのです。
食事に気を使う飼い主さんは多いかと思いますが、飲み水やおやつにもどのような栄養素が含まれているのかをチェックして与えることを習慣化するとより健康を守ることができます。
ついつい可愛らしいペットちゃんのために色いろなおやつをあげたくなるのは、親心というものですが与えすぎは肥満の原因やさまざまな病気のリスクを上げることにもなります。
塩分や脂肪分控えめの自然な味付けのおやつを適量与えることが、ポイントです。
②適度な運動
人も健康を維持していくためには、食事と運動は大切です。
犬や猫も同様に適度な運動は丈夫な身体づくりのためには必要不可欠になります。
さらには適度な運動は、体を動かして血流を良くすることで新陳代謝を高めて新しい細胞を作り出す手助けをすることにもなります。
活き活きとした体を作るためには運動は効果的であり、欠かせない要素の一つです。
また、おもちゃで飼い主さんと遊んだり散歩に行き外出することはストレス発散にもなります。
ストレスは万病の元であり、健康を害する要因にもなりやすいためストレスフリーな生活をペットちゃんが送れるように工夫することは飼い主さんとその家族の方の大切な役割になります。
一緒に外出することは思い出作りにもなり、さらに絆を深めて信頼関係を強固にすることができます。
充実した毎日を送るためにも適度にペットちゃんに運動してもらえる生活環境を整えてあげましょう。
③ストレスに注意
上記でも少し触れましたが、ストレスのない環境でペットちゃんに生活してもらうことがまだ健康のためには重要です。
犬や猫は敏感な生き物であり、その子の性格によっては少し飼育環境が変化しただけでもストレスを感じてしまい下痢や嘔吐などの体調不良になる子もいます。
また、多頭飼いしているご家庭ではペットちゃん同士の相性も重要です。
いつも喧嘩しているなどの仲良くない状況が続くと強いストレスから脱毛や突然怒り出すなど情緒不安定になることもあります。
ペットちゃんに異変があった際には生活環境に変化がなかったか振り返ってみるようにしましょう。
さらには、寂しがりやなペットちゃんの場合には長時間のお留守番がストレスになることもあります。
お留守番は本番前中徐々に短時間から慣らすようにして、必ず飼い主さんがペットちゃんのもとに帰ってくると理解してもらうことがポイントになります。
定期的な動物病院での検診がポイント
健康チェックをする際に気をつけたい項目や普段の生活で意識したいことをしょうかいしました。
しかし、飼い主さんが毎日入念に健康チェックを行っていても中の様子はなかなかわからずにたまたま動物病院を受診したら問題が見つかった!というケースもよくあります。
やはり定期的にプロの獣医さんに健康診断してもらうことが確実です。
特にペットちゃんの書類により異なりますが、シニア期と呼ばれる期間に入った際には3ヶ月〜半年に1回は健康診断を受けることがおすすめです。
健康診断を受けることで病気や怪我の早期発見はもちろん、動物病院の雰囲気に慣れてもらうことができます。
かかりつけの信頼できる獣医さんを見つけておくと緊急時にもスムーズに治療してもらうことができるため大切ですね。
また、ペットちゃんの健康を日々守っていらっしゃる飼い主さんとその家族の方はペットちゃんが穏やかな最期を迎えられるように「終活」についてもシニア期を迎えたら話し合っておくことが理想です。
悲しいお別れを想像するのは辛いと感じることは当たり前の感情ですが、大好きな大切な家族の一員であるペットちゃんのことだからこそ前もって希望の最期を固めておくことは大切です。
まとめ
ペットちゃんの健康チェックの際のポイントや具体的に見たい項目について紹介しました。
ペットちゃんの健康を守るためには飼い主さんの食事管理や運動などのケアが欠かせません。
また、小動物などのペットちゃんと暮らしている方はエキゾチックアニマルに詳しい獣医さんを探してかかりつけ医を決めておくこともとても大事ですよ。
本記事がペットちゃんと快適に生活するためのヒントになれば、幸いです。
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