訪問ペット火葬のメリット・デメリットとは？天気や季節・地域は関係する？

1 訪問ペット火葬のメリット
2 訪問ペット火葬のデメリット
3 天候・季節・地域の関係は？
- 3.1 天気
4 季節
5 訪問ペット火葬を検討しよう

みなさんは訪問ペット火葬というサービスをご存知ですか？
訪問ペット火葬とは、ペット霊園やペット斎場に赴くのではなく、その名の通り自宅に訪問してもらい火葬を行うことです。
訪問ペット火葬にも種類があり、移動火葬車での火葬・訪問後お引き取りのち返骨する火葬プランがあります。

近年では訪問ペット火葬を選択するご家族様は増えています。
しかし、いまいちピンとこないご家族様もおられるかと思いますので、今回は訪問ペット火葬について詳しくご紹介していきたいと思います。

訪問ペット火葬のメリット

足を運ぶ必要がない

最大のメリットともいえるのが自宅に来てもらえるため、自ら足を運ぶ必要がないということです。

ご高齢で来園が難しい方や交通の便が悪く足がないご家族様に向いています。
また、移動火葬車での火葬は自宅付近で行われるため、火葬時もそばに居ることができ来園しなくてもきちんと手厚い火葬が実現できます。

時間の都合が合わせやすい

どうしても忙しくて来園の時間が取れないなどの都合がつかないこともあるかと思いますが、訪問ペット火葬ではペット霊園に赴く必要がないため、比較的時間の都合が合わせやすい利点があります。
現代ではペットの忌引き休暇が確立されておらず、お仕事を休める環境にある人ばかりではないでしょう。

そんな時に、安置にも不安があることと思いますので訪問火葬を検討してみてはいかがでしょうか。

思い出の場所で旅立てる

移動火葬車では、火葬場所を指定できます。

公共の施設や私有地など不可能な場所はありますが、駐車スペースが確保できれば基本は火葬が可能です。
お気に入りのお散歩コースや自宅で旅立たせたいというご希望があるご家族様はは一度火葬が可能な場所かどうか確認しておきましょう。

訪問ペット火葬のデメリット

その後の供養は自身で手配しなくてはならない場合がある

訪問ペット火葬業者の中には、火葬のみを承っている業者もあります。
提携しているペット霊園・斎場などがある業者だとそのまま納骨のご案内も可能ですが、提携先がない業者で火葬した場合は納骨希望であれば自分で手配する必要があります。
初めから納骨をご希望されるご家族様は、事前に確認しておくと良いですね。

ご近所トラブルに発展するケースがある

移動火葬車による火葬は、煙やにおいなどからご近所とのトラブルに発展してしまうケースも報告されています。
やはり動物が苦手な方もいらっしゃるため、あまり動物の火葬を周辺で行うことに良い気をしない方もおられます。

ご近所さんの事情や周辺の立地関係を気にしておくことも必要かもしれませんね。

ペットの大きさによっては不可能な場合もある

移動火葬車で火葬ができるペットの大きさには限度があります。

小動物や猫なら問題ないですが、大型犬や火葬炉に入らない大きさのペットは火葬ができない場合があります。
そのため、大きなペットの訪問火葬は引き取りの形をとらざるを得ないことがあります。
事前に火葬が可能か確認しておきましょう。

天候・季節・地域の関係は？

天気

基本的に雨天決行になります。
しかし、移動火葬車の場合は場所は変更しなくてはならないケースがあります。
屋根のある駐車スペースが確保できれば雨天時でも火葬が可能ですが、希望通りの場所では行えないこともあります。

火葬当日が雨予報の際は、延期するか場所を改めるかなどもしもの時の相談もしておくといいですね。

季節

火葬上、どの季節でも対応可能です。
しかし、夏場は安置が不安になりますよね。
そのため日にちの調整には関係するかもしれません。
夏場は適切な安置をしていても3～5日間の安置が限度ですが、冬場であれば1週間程度可能だといわれています。

火葬の日程には季節が関係するといっても良いでしょう。
地域地域によっても左右する点はあります。
それこそ火葬業者の多さや対応可能なペットの種類などは需要との兼ね合いで、差が出てしまうこともあります。
また、訪問可能な範囲が限られているところがあるため、お住まいの地域が対応可能かはチェックしておきましょう。