犬や猫などのペットが亡くなった時、いつまでに火葬をすればいいのかわからない方は多いのではないのでしょうか。また、都合によって日程を調整することが難しい場合もあるでしょう。

そんな時に、ペットが亡くなってから火葬をするまでの安置方法を知っていれば、落ち着いて火葬について考えることが出来るかと思います。季節、ペットの状態、体重、安置場所や安置状況などで異なり、安置の対処方法(楽天で翌日届きます:ドライアイス利用では、夏場であれば4日から7日、冬場であれば7日から10日まで延ばすことが可能とお伝えさせて頂いています。

ここではペットの亡くなったあといつまでに火葬をすればいいのかを知るために、亡くなったペットの変化や安置の方法についてお伝えします。

亡くなったペットの遺体の対処方法

体の硬直について

お亡くなりになったペットは大きさにもよりますが、おおむね2時間ほどで死後硬直をしていきます。大きいペットですともう少し時間がかかる場合もございますし、季節や温度など、状況によっても変わります。硬直してしまうと、目が開いてしまった状態や体が伸びきった状態で固まってしまう事もありますので、出来るだけ硬直が始まるまでに体の状態を整えるようにしてあげてください。

最初に目や口が開いている場合は閉じてあげます。(注:画像は生きている犬で撮影)

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口は硬直するまでにゴムや布などで閉じた状態で固定しておくと開かなくなりますし、目はティッシュなどで瞳のサイズに2、3重に折ったものをまぶたとの間に被せるように閉じてあげると開かなくなります。

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手足が伸びきった状態ですと、お棺などに入らない場合があるので優しく手足を曲げて寝ている時のような状態にしてあげてください。

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②硬直後の変化について
硬直した後、しばらくすると硬直が解け始めてきます。すると、体が柔らかくなり体液がお尻や口から流れ出る場合があります
その場合、濡れたタオルやガーゼなどでふき取ってあげてください。

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また、事前に吸収性のあるペットシートなどに寝かしておくと良いかもしれません。吸収性のあるペットシートなどが無い場合はバスタオルなどをビニールシーツの上に重ねて敷いても問題ありません。(画像は生きている犬で撮影)

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亡くなった犬や猫のペットの安置にはどんな方法があるの?

まず最初にすることとして、安置する時、固く絞ったタオルなどで体を拭いて清めます。
水分などが体に残った状態ですと、体の腐敗の進行を進めてしまうので気をつけてください。

その後、ペットのベッドや段ボールなどにシーツやバスタオルなどを敷いてそこに寝かします。
次に安置の際に遺体の腐敗を抑える方法をお教えします。

①家にあるもので体を冷やし安置する
これは一番手短なもので行う方法ですが安置しているお部屋の温度を下げます。(寒く感じるくらいまで)さらに自宅にある保冷剤や氷などで頭とお腹を重点的に冷やします。(→保冷剤をアマゾンで見てみる)

そのとき直接からだ遺体に当てますと水分がついてしまい、腐敗が進む可能性がありますのでタオルなどに包んでから頭と体に当てます。

保冷剤が冷たくなくなったら、冷やしておいた保冷剤と交換します。この方法では、腐敗が進みやすい頭とお腹を冷やすことで安置可能な時間を延ばすことが出来ます。比較的手に入りやすい保冷剤などで出来る身近な方法です。

②ペットのご遺体専用のお棺(ひつぎ)を使用する

遺体を冷やすという以外の方法では酸化の原因になる空気に触れさせないように、綺麗な状態で真空で安置する方法があります。
『天使のつばさ』という専用のお棺の中にご遺体を入れ、真空状態にしてお体の状態を保つものです。防腐・抗菌効果のある特殊な真空バッグの中で安置することで臭いも外には漏れません。また、お棺のように窓口があり、お顔を見ることができます。
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ペット葬祭業者によってはそのまま火葬が可能です。弊社のオンラインショップでも購入可能です。Amazonでも、いくつかの会社が出品されておりますので、ご利用ください。

 

 

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③ドライアイスを使用する
最近ではインターネットなどで簡単に購入できますし、保冷剤よりも確実に、効果的に、遺体を冷やすことが出来るのが“ドライアイス”です。保冷剤よりも効果が保たれます。まず、ドライアイスも保冷材などと同じで直接お体に当てないように布などで包みます。

ダンボールや箱の中にそのドライアイスをペットを囲うように置き、その上からさらにタオルで包みます。ドライアイスは気化すると空気より重いため、冷気が下へ降ります。その性質を考えて配置するとより効果的です。
弊社では、ドライアイスの取り扱いは管理の関係からございませんが、下記は翌日配送してくれる会社が少ない中で、翌日配送が可能な業者様です。Amazonでは翌日配送のできる会社がないため、楽天の会社様の掲載を致しました。必要でしたら、ご利用ください。

ドライアイス
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ペットが亡くなるとズバリ何日安置が出来るのか?

大きさ、体の状態(傷や腫瘍など)によっては腐敗が早く進む場合もあります。
体重3~5kgのペットを基準にしています。

保冷剤での安置の場合
ペットの遺体を安置したお部屋の温度を下げた状態で、夏場で1日~2日、冬場だと3日~4日の間、自宅で安置をすることが可能です。身近にある保冷材でも、方法を知れば数日間の安置が出来ます。

天使のつばさ(安置用のお棺)を使用した場合
ペットの遺体を真空保管できる天使のつばさですが、
メーカーの説明では、1カ月間安置できると書かれていますが、実際には1週間程度と見てよいです

ドライアイスでの安置の場合
2日に一回ドライアイスを交換した場合で夏場ですと4日~7日、冬場ですと7日~10日の間、安置しておくことが可能で す。ご覧いただいてお分かりかと思いますが、火葬までの間、少しでも長くペットと一緒にいたいとお思いの方は、ドライアイスでの安置が一番長くお時間を作っていただく事が可能かと思います。

もちろん、保冷剤や天使のつばさなどの方法でも、数日間火葬まで安置いただくこともできますので、時間が許す限りどんな火葬にされたいかなどお考えいただければと思います。

まとめ

ご覧の通り、おわかりいただけたかと思いますが、もしもペットが亡くなってしまっても安置の仕方によっては、期間は限られますが火葬の日にちを選ぶことが出来ます。大事なペットちゃんだからこそ、安置の方法さえ知っていれば急いで火葬をしなくても、きちんと気持ちが落ち着くまでご安置して頂いて大丈夫です。

亡くなったペットちゃんと縁のある人のご都合に合わしたり、会社の休みを調整したりする前にまずはしっかりとご遺体を安置をすることが出来れば、気持ちにも余裕が出来、最善のお別れの日を迎えられるのではないのでしょうか。

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愛ペットグループ本部スタッフの北治です。2003年からペットのセレモニーを担当させていただいて14年になります。私自身猫を亡くした経験もあり、大事なペットを亡くされた方のお気持ちが少しでも和らぐよう勤めております。 現在も猫を飼っていてたくさん幸せをもらっております。これからもご依頼頂いた方々のお気持ちを考えてセレモニーをさせて頂きたいと思います。また、ブログでも分かりやすくお伝えをしていきたいと思います。 個人でもブログさせていただいています。見てください http://動物供養.com/aiblog/ 所有資格:1級 動物葬祭ディレクター