ペットちゃんのお骨を合同火葬する際に気を付ける点 | 愛ペットグループの『ペット供養大百科』

1 合同火葬のメリット
- 1.1 費用を抑えられる
- 1.2 寂しさを補える
2 合同火葬の際に気を付ける点
- 2.1 返骨ができない
- 2.2 立ち合いできない
3 合同火葬でもできる供養方法

大事なペットが亡くなったら火葬を選択するご家庭がほとんどだと思います。
しかし、火葬にも個別火葬・合同火葬など複数の選択肢があり、どれが亡くなった家族に対して一番良いのか悩むと思います。
そこで、今回は合同火葬に着目してメリットや注意点など、詳しく説明していきます。

合同火葬のメリット

費用を抑えられる

合同火葬は個別火葬に比べて費用を安く抑えられるというメリットがあります。
複数のペットが同時に火葬されるため、火葬のコストが抑えられるので比較的安くすることができます。
ペットの大きさや体重によって価格は異なりますが、相場としては10000円～30000円程度となっています。
火葬をして手厚く供養してあげたいけど経済的不安があるというご家族様にはおすすめの方法です。

寂しさを補える

合同火葬を選択するご家族様の中には、寂しい思いをしないようにひとりじゃなくてみんなで一緒に火葬してあげたいという思いから合同火葬を選ぶかたもいらっしゃいます。
個別火葬はひとりですが、合同火葬は複数のペットが一緒なので寂しさは緩和できることでしょう。
にぎやかが好きな子や寂しがりの子には向いているといえるでしょう。

合同火葬の際に気を付ける点

返骨ができない

合同火葬では返骨ができないので注意が必要です。
合同火葬は複数のペットが一緒に火葬されるため、遺骨になったらどのお骨がどの子か判別できなくなるためです。
返骨すると共同墓地以外にも自宅供養や納骨など供養の選択肢も広がります。
返骨を希望する場合は必ず個別火葬を選択するようにしましょう。

立ち合いできない

立ち合い個別火葬を選択していない場合は立ち合いができないプランになります。
収骨なども最期まで自身の手でおこないたい希望がある際は立ち合い個別火葬を選びましょう。
合同火葬は立ち合いができないだけでなく、お棺に入れて出棺するために引き渡す時がお別れになってしまいます。
個別火葬よりもお別れが短くなってしまうので、しっかりと心の準備ができてから火葬の依頼をするといいですね。

合同火葬でもできる供養方法

永代供養

合同火葬で火葬されたお骨は共同墓地に入ることができます。
ペット霊園やペット斎場で火葬をしたならその施設内に共同墓地があり、そこでみんなと眠ります。
訪問ペット火葬にお願いした際は、そのペット火葬業者が提携している施設があればそこの共同墓地へ入ることもできます。
永代供養は永代供養費を支払えば、永久的に弔ってもらえるので、ご家族様の希望があれば合同火葬でも可能です。

共同墓地にお参りする

永代供養とまでは希望していなくても、ペット霊園やペット斎場に足を運べばいつでも会うことができます。
共同墓地には自分の家のペットだけでなくほかのペットもたくさん眠っているので、お供え物もきっと喜ばれることでしょう。
お参りもいつでも可能ですので、できることなら通いやすい立地のペット霊園を選択すると良いかもしれませんね。

返骨希望なら合同火葬はNG

合同火葬は費用が安く抑えられたり、にぎやかなので寂しくならずに天国でも楽しく過ごせるというメリットがあります。
しかし、返骨ができないことが注意点としてあげられます。
自宅供養や納骨堂に入れたいという希望のある方は返骨プランで火葬する必要があるので、合同火葬は選ばないようにしましょう。
また、合同火葬でも永代供養やお参りは可能ですので、手厚い供養を望むご家族様はぜひ検討してみてくださいね。
わからないことや不安点はお気軽にスタッフまでご相談くださいね。