犬や猫などペットの火葬後のお骨はどこに納骨すればいい?ペットの納骨方法を5つ紹介

ペットちゃんが天国へ旅立った時、ペットちゃんのお体を火葬した後に人と同じように「納骨してあげたい」と思われる方も多くいらっしゃると思います。

近年、家族同然に過ごしてきた大切なペットちゃんに「天国でも幸せに過ごしてほしい」と願うお気持ちから「人と同じように納骨し供養してあげたい」と考えるご家族様が多く、ペットちゃんも納骨することが一般的になってきています。

しかしいざ納骨をと考えるときに、具体的にどんな納骨方法があるのか分からない方もいらっしゃるのはないでしょうか。

そこで今回は、ペットちゃんの納骨方法にはどんなものがあるのか主に5つの方法をご紹介したいと思います。

それぞれの特徴を確認しながら最後までご覧くださいね。

ペットちゃんのお骨は納骨してあげましょう

②ペットちゃんのお骨は納骨してあげましょう 犬や猫などペットの火葬後のお骨はどこに納骨すればいい?ペットの納骨方法を5つ紹介

ペットちゃんの納骨はなぜ必要か

納骨は何のために行われるのでしょうか。

私たち人は亡くなると、葬儀・告別式を経て火葬します。そして火葬した後のご遺骨をお墓や納骨堂に納める納骨を行なうのが一般的です。

納骨は、故人の死を悼み安らかに眠れるように願うという意味合いがあります。また、悲しみの中にあるご家族様が故人の死を受け入れ気持ちの整理をするための一区切りとなる大切な儀式でもあります。

故人のためにも残されたご家族様のためにも納骨が大切な行事であることがお分かりなるかと思います。

現代では多くの方がペットちゃんを家庭に迎え入れ、家族のようにペットちゃんと過ごしています。

家族同然のペットちゃんが天国へ旅立った時、ペットちゃんを納骨することによってご家族様が「ペットちゃんが天国でも幸せに暮らせるよう供養してあげられた」と安堵の気持ちを得られること、深い悲しみから心の整理が着きやすいことがペットちゃんにも納骨が必要とされる理由かと思います。

ペットちゃんの納骨方法も多様化

ペットちゃんを納骨してあげたいと考えた時、一番に頭に浮かぶ方法はペットちゃんのお骨をお墓に納めてあげるという方法だと思います。

ペットちゃんのお墓と言えば、昔はペットちゃんをお体のままご家族様自身でお庭などに埋葬するという方法がとられていたこともありました。

しかし現代ではペットちゃんが天国へ旅立った時は火葬するのが一般的ですし、ペットちゃんのお墓も屋外だったり屋内だったり、個別だったりほかのペットちゃんと一緒だったりなど、その形は多様化しています。

ペットちゃんの納骨方法に決まりはありません。ご家族様のご意向やライフスタイルに合わせて今は選ぶことができます。

では実際にどのような納骨方法があるのかを次の章でご紹介します。

ペットちゃんの納骨方法は5つ

納骨堂へ納骨

③骨堂へ納骨 犬や猫などペットの火葬後のお骨はどこに納骨すればいい?ペットの納骨方法を5つ紹介
ペットちゃんの納骨方法は主に5つ挙げられます。

まず一つ目は、ペットちゃんを「納骨堂」に納骨するという方法がありご利用になるご家族様も増えています。

ペット用納骨堂とは、ペットちゃんのお骨を納める室内スペースのことです。

納骨堂はアクセスがいい場所に立地していることも多く、天候の影響も受けず快適な環境で気軽にお参りできる点が選ばれている理由と言えます。

掃除などの管理も任せられますし、ご住職による定期法要も行われます。

棚やロッカータイプ、仏壇タイプなど種類によりスペースの大きさや金額が異なります。

「個別納骨」と「合同納骨」があることも多く、合同納骨にするとほかのペットちゃんとお骨が一緒になるため、後からお骨が取り出せなくなる点に注意が必要です。

個別のお墓へ納骨

⓸個別のお墓へ納骨 犬や猫などペットの火葬後のお骨はどこに納骨すればいい?ペットの納骨方法を5つ紹介
ペットちゃんのお骨をペット霊園の「個別のお墓」に納めるという方法も多くの方に選ばれています。

自分のペットちゃんだけの特別なお墓を建てて、ゆったりと眠らせてあげられるのは嬉しいですよね。

個別のお墓にすると墓石のデザインを選べたり、墓石にペットちゃんのお名前やメッセージを刻めたりとペットちゃんをたった一つのオリジナルのお墓で眠らせてあげられることができます。

個別にご住職を招き法要を行えるのでしっかりと供養をしてあげることもできます。

その分費用は高額になるので、ご予算を考慮しトータルの費用もしっかりと確認しておきましょう。

合同のお墓へ納骨

⑤合同のお墓へ納骨 犬や猫などペットの火葬後のお骨はどこに納骨すればいい?ペットの納骨方法を5つ紹介
ペット霊園には合同のお墓に納骨することもできます。

ほかのペットちゃんと一緒に入るため、「ペットちゃんが寂しくならないように」とお考えのご家族様に適した納骨方法と言えます。

合同のお墓でも慰霊祭が催されたり、ご住職を招き定期的な法要も行われたりとほかのペットちゃんと一緒に供養してもらえますし、ご家族様も参列できます。

個別のお墓より費用も安くなるため多くのご家族様に選ばれています。

ただし、合同のお墓に納骨するとほかのペットちゃんのお骨と一緒になるため、個別にお骨を取り出すことはできなくなってしまいます。

その点に注意しご家族様とよく検討して決めましょう。

人のお墓へ一緒に納骨

⑥人のお墓へ一緒に納骨 犬や猫などペットの火葬後のお骨はどこに納骨すればいい?ペットの納骨方法を5つ紹介
人のお墓の中には、ペットちゃんも一緒に納骨できるお墓や樹木葬があります。

近年では、自然葬として「樹木葬」を選ばれる方も多くいらっしゃいます。樹木葬とは墓石の代わりに樹木や草花を植えて墓標とするお墓のことです。

シンボルツリーの根元にペットちゃんと一緒に私たち人が眠れることになります。

大切なペットちゃんとずっと一緒にいられるなんて幸せですよね。

ペットちゃんと一緒に入れるお墓は増えてきてはいますが、まだまだ数は少ないのが現状です。特に樹木葬で環境やアクセスの良い霊園となると、かなり限定的になってしまいます。
⑦ 犬や猫などペットの火葬後のお骨はどこに納骨すればいい?ペットの納骨方法を5つ紹介

愛ペットグループでは、ペットちゃんと一緒に入れる樹木葬として「愛ふれあいガーデン奈良」をおすすめしています。

アクセスや緑豊かな高台など立地の良さから多くの方にご利用いただいています。ご興味のある方はぜひホームページをご覧くださいね。

「愛ふれあいガーデン奈良」https://kamo-reien.com/

自宅の庭へ埋葬または散骨

⑧自宅の庭へ埋葬または散骨 犬や猫などペットの火葬後のお骨はどこに納骨すればいい?ペットの納骨方法を5つ紹介
ペットちゃんのお骨をご自宅の庭へ埋葬したり、パウダー状に粉骨して散骨する方法があります。

しかし、ほかの動物に掘りかえされてしまう恐れもありますし、雨水が溜まったりなど衛生面でも心配な点があります。

また、近隣住民の方とトラブルに発展する可能性もあるため十分な配慮が必要です。将来的に転居の可能性がある場合は避けなければならない方法と言えます。

すぐに納骨の決心が着かない場合

⑨すぐに納骨の決心が着かない場合 犬や猫などペットの火葬後のお骨はどこに納骨すればいい?ペットの納骨方法を5つ紹介

手元供養から納骨へ

ペットちゃんの火葬後、「すぐにペットちゃんと離れてしまうのは寂しい」と納骨することにまだ決心が着かないご家族様も多くいらっしゃると思います。

その場合は一旦「手元供養」にされることをおすすめいたします。手元供養とはペットちゃんのお骨を自宅で安置する供養方法です。

ペットちゃんのために仏具や仏壇をそろえて、リビングなどご家族様が集まる場所やペットちゃんが生前お気に入りだった場所に骨壺のまま安置します。

しばらく手元供養をされた後お墓へ納骨しても問題ありません。

ただし、手元供養をされる場合は骨壺のカビに注意が必要です。骨壺はカビが発生しやすいため、できる限り湿気の少ない風通しのいい場所にペットちゃんの骨壺を安置してください。

法要をきっかけに

⑩法要をきっかけに 犬や猫などペットの火葬後のお骨はどこに納骨すればいい?ペットの納骨方法を5つ紹介
しばらく手元供養をされてから納骨してもいいことをお話ししましたが、どのタイミングで納骨したらいいかと悩まれる方もいらっしゃるでしょう。

納骨の時期にいつまでにという決まりはありません。ご家族様自身が心の整理が着いた時、納骨方法が決まって準備が決まったタイミング、あるいはご家族様全員が集まる日などご家族様のご都合に合わせて納骨されればいいかと思います。

迷われている場合には、法要(四十九日、月命日、百日忌、一周忌、三周忌など)をきっかけにして納骨されることをお勧めします。

メリットとデメリットを理解して納骨方法を選びましょう

⑪メリットとデメリットを理解して納骨方法を選びましょう 犬や猫などペットの火葬後のお骨はどこに納骨すればいい?ペットの納骨方法を5つ紹介
今回の記事では、ペットちゃんの火葬後のお骨の納骨方法を5つ紹介してきました。

現代の納骨方法は多様化しており、それぞれにメリットとデメリットがあります。

特に合同納骨を選択されるとペットちゃんのお骨が取り出せなくなる点に注意が必要です。

ペットちゃんの納骨の時期に決まりはないため、ペットちゃんのお骨はご家族様の心の整理が着いた頃法要などをきっかけに納骨されてもいいのです。

ペットちゃんが天国へ旅立つことを考えるのは悲しいですが、後悔が残らないようペットちゃんが元気なうちに見送り方や納骨についてご家族様と話し合っておかれるといいかも知れません。

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げんばみ
はじめまして!ライターのげんばみと申します。私自身、2年前に愛犬を見送りました。 なかなか心が癒えなかったのですが、最近新しい仔を迎えたい気持ちが生まれ、現在わんちゃん 探しの日々を送っています。
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