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ペットが亡くなった時、はじめの1年間はどのような供養をしてあげればよいのでしょうか?
今回は、ペットが亡くなってから1周忌までの間の供養についてお話します。
ペットを手厚く供養してあげたい!と思う方も、ペットなのに供養がいるの?と思う方も、ぜひいっしょに考えてみてくださいね。
ペットの供養について
供養とは
供養は仏教の教えの一つです。現在では、亡くなった人の冥福を祈ることや、住職に読経してもらって、お供え物をして手を合わせることなどが該当すると考えられています。
こういった供養は追善供養と言われます。亡くなった人を想い、生きている人が善い行いをすることで、亡くなった人がより良い世界に行けるとともに、自分にも返ってくるのだそうです。
ペット供養は何をする?
ペットには本来宗教的な考えはありませんが、現在は、人と同じように住職によるお葬式をしたり、節目のタイミングで法要を行ったりするペット霊園やペット火葬業者が多く見られます。
ペット供養は、ペットの冥福を祈り、感謝の気持ちを伝えたいというご家族様の想いを叶えるため、ごく自然に始まったと言えるかもしれません。
1周忌までの供養
初七日から百箇日まで
仏教の教えによると、亡くなると7日ごとに審判を受け、極楽浄土に行けるかどうかを決められるそうです。初七日が初めての審判となり、四十九日に行方が決まります。もし四十九日に決まらなかった場合は、百箇日に再度審判を受けることができると考えられています。
また、一般的に四十九日に納骨することが多く、愛ペットグループでも四十九日納骨プランをご用意しています。
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お盆とお彼岸
お盆は、亡くなった魂が自宅に帰ってくる日とされています。亡くなってから四十九日が過ぎたあと、初めて迎えるお盆を初盆と呼び、住職に読経してもらってしっかりと供養することが多いです。
お彼岸は、あの世とこの世が近くなる期間とされ、ご家族様の声があの世に届きやすくなるのだそうです。3月の春分の日と9月の秋分の日を中心にした、前後7日間がお彼岸とされています。春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」と定められていますし、9月20~26日は動物愛護習慣となっています。ペット供養においては、お彼岸も大切にしたいですね。
1周忌までが喪中
亡くなってから1回目の命日を1周忌と呼び、法要を行います。1周忌を終えると喪明けとされ、喪中には控えていたお祝い事やイベントなども行えるようになります。
ペットの場合はこういった自粛を行うことはあまりないかもしれませんが、ご家族様のお気持ちが晴れやかでないのは同じですね。
ちなみに周期と回忌の違いですが、1回忌とは1回目の命日、つまり亡くなった日を意味します。亡くなって1年後の命日を意味する場合は、1周忌と表現するのが適切です。
1周忌までの供養の意義
ペットのため
残されたご家族様が、ペットの冥福や感謝の気持ちを込めて祈ることは追善供養にあたります。ペットがより良い世界に行くために必要なことですので、しっかりと供養してあげたいですね。
ご家族様のため
大切なペットを亡くした時、残されたご家族様にもっとも必要なのは時間ではないでしょうか?
お葬式、四十九日、百箇日、お盆やお彼岸といった行事は、亡くなったペットに向き合う時間です。こういった行事をとおして、寂しさや悲しさを残しつつも、少しずつ思い出に変えていくことが出来るのだと思います。1周忌までの供養には、残されたご家族様がまた前を向けるように、との願いがこめられているのかもしれません。
ペットが亡くなったら供養しよう
ペットの供養と聞いて、違和感を持つ方もいらっしゃるかもしれません。ですが、家族として一緒に過ごしてきたペットに、安心して眠ってほしい、感謝の気持ちを伝えたいと願うことはごく自然なことです。
ペットが亡くなってから1年間はご家族様にとっても大切な時間です。しっかりと供養してあげてくださいね。
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