ハリネズミが亡くなった時の安置はどうすればよい？火葬まで何を用意すればよい？

1 亡くなってしまったら
2 安置方法
3 火葬までに準備するもの
- 3.1 お気に入りの写真
- 3.2 供養方法も決めておこう
4 火葬当日に持っていくもの
5 ハリネズミとのお別れを後悔のないようにしましょう

ペットとして人気の高いハリネズミさん、一緒に暮らしているご家庭も多いかと思います。
しかし、ハリネズミが実際に亡くなってしまった時はどうしたら良いかわからないご家族様もいらっしゃるのではないでしょうか。

火葬してもらえるのか？何を用意したらよい？段取りは？など不安のこともあるかと思います。
そこで今回は、ハリネズミの火葬や安置の方法などを詳しく解説していきます。

亡くなってしまったら

死亡確認をする

まず、辛いかと思いますがハリネズミが本当に亡くなってしまっているかの確認が大事です。
ハリネズミは冬眠する動物なので、動かないと思って亡くなったと判断せず、呼吸状態を確認しましょう。

亡くなってしまっている場合は心拍も呼吸も感じられませんが、冬眠の場合は非常にゆっくりですが心拍や呼吸が確認できます。
また硬直があるかも確認し、しばらくみていても心拍や呼吸が感じられず冷たくなってきて硬直が始まっていたら、残念ながら亡くなってしまっているので、火葬の依頼をしましょう。

安置する

ハリネズミも動物なので亡くなってしまったら適切に安置しておくことが求められます。
安置が適切でないと長時間の保管が難しく、腐敗が始まってしまうため綺麗な状態で旅立たせることができなくなってしまいます。
まずは亡くなってしまったハリネズミを綺麗に洗い、綺麗な布や毛布で撒いてあげ冷やしてあげましょう。

火葬の依頼をする

安置ができたら火葬の依頼をしましょう。
基本、小動物として火葬されることが多いハリネズミですがペット火葬業者によっては大きさや種類に制限があるため、まずはハリネズミの火葬が可能かどうか確認しましょう。
その後、料金や流れなどが適切かどうかなど、大事な家族の火葬を安心して任せられるのか判断し、後悔のない葬儀にしましょう。

安置方法

冷蔵庫で安置する

ハリネズミの安置は冷蔵庫でも可能です。
大き目のタッパーにふかふかの布を敷いてその上に寝かせてあげましょう。

冷蔵庫での安置は、保冷剤を変える必要がなく、長く綺麗な状態で眠らせるにはおすすめです。
気になるようでしたらタッパーのふたを閉めて好きだったものなども一緒に入れて寝かせてあげるといいですね。

室内で安置する

冷蔵庫が暗くて寂しいなど、抵抗があるご家族様は冷房の効いた室内で安置しましょう。
その際、冷たくしておくことが最重要ですので、保冷剤を体に敷いて溶けたらこまめに変えて綺麗にしておいてあげましょう。
夏場はそれでも数日しか持たないため、夜間の就寝時保冷剤を変えることが困難な場合は冷蔵庫で眠らせてあげるのがいいかもしれませんね。

火葬までに準備するもの

お気に入りの写真

ハリネズミの遺影となる可愛いとっておきの写真を用意しましょう。
葬儀を依頼したら、読経してもらえたり写真を飾ってもらってお祈りしてもらえるため、お気に入りの一枚を選んでプリントアウトしておきましょう。

供養方法も決めておこう

供養方法によって火葬のプランが異なりますので、火葬を行う前に決めておきたいですね。
自宅供養や納骨希望のご家族様は必ず個別火葬を選択する必要があります。
合同火葬ではにぎやかに旅立てたり、費用が少し抑えられるメリットはありますが、返骨ができないため返骨希望の場合は合同火葬は避けましょう。
あらかじめご家族間で希望を決めておくといいですね。

火葬当日に持っていくもの

ハンカチ

火葬当日はどうしてもつらい気持ちになってしまうことでしょう。
大事な子の葬儀ですから、涙があふれることと思います。
ハンカチは用意しておくことをおすすめします。

お花・生前好きだったもの

旅立ちが寂しくないように、亡くなったハリネズミが好きだったご飯やおもちゃなどを持参してお棺に入れてあげましょう。
お空でも退屈しないようたくさん持たせてあげるといいですね。
しかし、金属など一部棺に入れられないものもあるため、どうしても持たせたいものがあれば事前に相談しましょう。
また、お花はペット霊園やペット斎場では当日でも購入可能なので、事前に用意するかは依頼先のペット火葬業者に確認を取りましょう。