猫の火葬にかかる費用はいくら?補助金で費用を抑えることはできる?

猫を亡くした時、どうしたら良いのかわからなくなってしまうと思います。

初めてだとなおさら火葬のことなど、知らないことばかりですよね。
そこで今回は猫の火葬の相場や補助金制度があるのかなどご紹介していきます。

猫が亡くなってしまったら

2.猫が亡くなってしまったら 猫の火葬にかかる費用はいくら?補助金で費用を抑えることはできる?

死亡の確認

まず、猫が亡くなってしまった時に一番にすることは死亡の確認です。

辛く怖いと思いますが、「息をしているか」「心臓が動いているか」「硬直が始まっているか」など死のサインを受け取ることからはじめ、亡くなってしまっていたら火葬の手配をしましょう。

ご遺体を綺麗にする

亡くなってしまったら、身体を綺麗にしてあげましょう。

お風呂に入れシャンプー・ブラッシングをしたり、きれいな状態で旅に出かけられるようにしてあげたいですね。
また、猫も動物ですので亡くなってしまった後にも排泄物や分泌物が出てきてしまいますので、可能であれば口やお尻に詰め物をしてきれいな状態を保てるようにしてあげるといいでしょう。

自分でやるのが怖かったりできない場合は動物病院に相談すると、獣医師さんが死後処置を施してくれますので聞いてみるのもいいですね。

ご遺体を安置する

綺麗になったあとは安置をしなくてはなりません。
身体には保冷剤を敷き、冷たくキープする必要があります。
定期的に保冷剤を入れ替え、冬でも暖房の効きすぎている部屋には寝かさないように心がけましょう。
適切に安置できれば、火葬まで急がなくても数日一緒に過ごすことが可能になります。

火葬までに時間が経つ場合は、きちんと安置するようにしておきましょう。

猫の葬儀・火葬

3.猫の葬儀・火葬 猫の火葬にかかる費用はいくら?補助金で費用を抑えることはできる?

埋葬の注意点

猫の供養方法は火葬以外に埋葬という選択肢もあります。

埋葬には注意点があり、愛ペットグループでは「火葬後の埋葬」をおすすめしております。
埋葬する際は完全な私有地でない限りは不法投棄とみなされ法律に違反する恐れがあるので注意しましょう。
また、引っ越しリスクや掘り起こされるリスク、異臭や近所トラブルの元にもなりかねないので、埋葬をする際は火葬した後のお骨をお庭に埋めてあげることをおすすめします。

火葬方法

火葬の方法は主に2種類「個別火葬」と「合同火葬」があります。

個別火葬にはさらに収骨まで自分たちで行う「立ち合い個別火葬」と収骨はセレモニースタッフにお任せする「一任個別火葬」に分類されます。
個別火葬と合同火葬の違いは返骨ができるかできないかがメインとなり、合同火葬は複数のペットをみんなで一緒に火葬するため返骨ができず、共同墓地で眠ることになります。
個別火葬では返骨後、自宅供養・納骨するなど選択肢が広がります。
そのため、一般的には個別火葬の方が費用が高くなる傾向にあります。

猫の火葬の相場

4.猫の火葬の相場 猫の火葬にかかる費用はいくら?補助金で費用を抑えることはできる?

訪問ペット火葬

訪問ペット火葬とは自宅に移動火葬車に来てもらい火葬する方法です。

ペット火葬業者によって料金は異なりますが、猫の訪問火葬の相場としては「20,000円~30,000円」となっています。
訪問して引き取り合同火葬する場合と、訪問後自宅付近で個別火葬するプランでもまた料金が異なります。

施設での火葬

ペット霊園やペット斎場に来園しての火葬の相場は「20,000円~50,000円」です。

先ほども少し触れた通り、合同火葬と個別火葬では費用が異なり、個別火葬の方が一般的に高くなっています。
猫の合同火葬の相場は「20,000円程度」個別火葬の相場は「40,000円程度」となっています。
さらに、立ち合いや一任プランでも料金は異なり一任プランにすると費用が抑えられます。

そのほかに納骨代や返骨代などが別になっているペット火葬業者もあるので、事前にどれほど用意すればよいのか不安な場合は確認しておきましょう。

補助金を利用する

ペット火葬に関しての補助金があるのをご存知でしょうか?

自治体によってはペット火葬の補助金が受け取れる地域もあります。
まだまだ広く事業が展開していないのが現実ですが、一度お住いの自治体に確認してみてはいかがでしょうか。
また、自治体による火葬も相場は「3,000円~10,000円」で依頼ができますが、葬儀や返骨などはなく火葬も焼くだけのような火葬になってしまうため、費用はありがたいですが大事な家族の最期におすすめはできません。

猫ちゃんにしてあげられること

5.猫ちゃんにしてあげられること 猫の火葬にかかる費用はいくら?補助金で費用を抑えることはできる?

お葬式をあげる・お花をあげる

亡くなってしまった猫ちゃんにできることとしては、まず葬儀を行うことが挙げられます。

費用面で不安があるご家族様は、自治体に火葬を依頼するという方法もありますが、それではあまりにあっけないお別れとなってしまう恐れがあるので極力おすすめできません。
大事に10数年共にしてきた家族の最期ですので手厚くお見送りしたいですよね。

お花をあげて綺麗なお棺で眠らせて、葬儀をしてもらいきちんと空に渡れるように導いてあげることが最期にしてあげられることとしてのひとつではないでしょうか。

メモリアルグッズを作る

仏具などのメモリアルグッズを作って生きた証を作るのもいいですね。
6-1 猫の火葬にかかる費用はいくら?補助金で費用を抑えることはできる?
愛ペットグループではさまざまなメモリアルグッズをご用意しております。
肌身離さずつけていられるお骨入れや住職様が念を込めて祈祷してくださるお守りなど、愛猫とのお揃いの品なども多数あります。

良いペット火葬会社をみつけましょう

7.良いペット火葬会社をみつけましょう 猫の火葬にかかる費用はいくら?補助金で費用を抑えることはできる?
大事な愛猫とのお別れを任せられる信頼できるペット火葬業者を見つけましょう。

費用面・親切さや丁寧さ・後の供養のアフターケアなど事前にしっかりとチェックして後悔のないよう選択をしましょう。

辛く悲しい愛猫との別れですが、しっかりと見送ってあげることも愛猫のためにできることですので、ご家庭の希望に寄り添った葬儀・火葬ができるようにペット葬儀会社のリサーチは必要ですね。

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中村 千尋
「すべての動物たちが幸せに過ごせること」を願い、愛玩動物看護師として動物病院で勤務しています。 2020年・2021年と猫と犬を1頭ずつ見送り、現在は犬2頭と生活中です。
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