ペットの火葬は自宅で出来るの？訪問ペット火葬について | 愛ペットグループの『ペット供養大百科』

1 訪問ペット火葬って何？
- 1.1 訪問ペット火葬とは
2 訪問ペット火葬のメリット
- 2.1 足を運ぶ必要がない
- 2.2 自宅近くや思い出の場所で火葬が可能
3 訪問ペット火葬のデメリット
4 訪問ペット火葬も選択肢のひとつ

みなさんは「訪問ペット火葬」をご存知でしょうか。ペット火葬というと、みなさんペット霊園やペット斎場を思い浮かべる方が多いかと思います。訪問ペット火葬とは、自宅に来てもらって火葬ができる方法です。ペット霊園でしっかりと火葬してもらいたいけどお車がない、ご都合が合わないなど手厚く供養してあげたいけどできない方におすすめです。これから、訪問ペット火葬についてのメリットやデメリットなどをご紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。

訪問ペット火葬って何？

訪問ペット火葬とは

その名の通り、自宅に来てもらって火葬をしてもらう方法のことです。大きく2種類にわかれており、自宅付近で移動火葬車による火葬を行うやり方と、ご遺体をお預かりし斎場などで火葬し、ご遺骨は返骨するという選択肢があります。どちらも、ご家族様は自宅にいるまま火葬が可能なので、時間が確保できない方やご高齢などで来園が難しい方に向いている方法です。今回は訪問火葬車での訪問ペット火葬についてご紹介いたします。

訪問ペット火葬のメリット

足を運ぶ必要がない

先ほども述べましたが、自宅にいるままで火葬をしてもらえるので、斎場やペット霊園に足を運ぶ必要がありません。火葬してあげたいけど時間がなくていけない、移動手段がなくて斎場に行けない、高齢で斎場まで足を運ぶことが難しいなどのご家族様は嬉しい方法ですね。お預かりしたペットも、手厚く丁寧に火葬してくれるため、きちんとご遺骨も残り返骨もしてもらえます。安心して預けるも良し、移動火葬車で見守りながら火葬するもよし、自身に合った方法で供養してあげましょう。

自宅近くや思い出の場所で火葬が可能

自宅の近辺やペットとの思い出の場所に出向いて、移動火葬車で火葬してもらえるというメリットがあります。自宅近辺だと、ご親戚やご友人など、ペットと関わってくれた方の参列もしやすくなります。さらに、思い出の場所で旅立ちを見送りたい、などペットのためにしてあげたいことも叶うかもしれません。しかし、火葬できる場所には制限があり、火葬車を停めれるある程度のスペースや許可が必要な場所であったりなど実施できないケースがあります。どうしても見送りたい場所がある方は、事前にセレモニースタッフに相談してみるといいですね。

訪問ペット火葬のデメリット

移動火葬車で火葬できる動物が限定される

移動火葬車には火葬できるペットの制限があります。インコやハムスター、フェレット・リスなどの小動物をはじめ、小型犬や猫は対応可能な施設が多いです。しかし、大型犬は大きさや重さによっては火葬が出来ない場合があります。さらに、体の大きさによって火葬にかかる時間もかなりかかります。高温で一気に火葬すると十分にご遺骨が残らないので、綺麗に残すためにゆっくりと時間をかけて火葬するため、大型犬の火葬は4時間前後かかることが予想されます。そのため、移動火葬車での大型犬の火葬が可能と判断しても、時間帯によっては不可能になるケースもありますので、十分にセレモニースタッフに確認してから予約するようにしましょう。

天候に左右される

移動火葬車は台風や災害時、積雪などによっては中止になることがあります。また、雨天時も外での火葬になるため、見守る際は傘などが必要になります。さらに、季節によっては寒さが厳しかったり暑さで見守りが危険だったりと外での火葬ならではのデメリットがありますね。急な天候の変化などで中止になってしまった場合、翌日に繰越す・預けて火葬してもらう・ペット霊園やペット斎場に赴くななど、対策を考えておくと良いですね。

場所によっては実施できない場合がある

先ほども少し紹介しましたが、移動火葬車で火葬を行う際は、車が停められるほどのスペースが必要です。自宅に十分な駐車スペースがあるなら良いですが、公共の駐車場などでは許可が必要です。さらに、移動火葬車は人目を集めてしまう可能性もあります。自宅以外で行う場合はそこも注意して希望の場所を相談しましょう。

納骨・埋葬は自身で行う必要がある

訪問ペット火葬は、基本火葬までしか行いません。その後の供養の仕方によってはご自身で手続きする必要があります。埋葬するのであれば、自宅の所有地なら火葬後の埋葬は自分で行えます。納骨堂での供養を望んでいるのであれば、自分でペット霊園に打診する必要があります。しかし、現代ではペット火葬業者の中でも自社の霊園を保有している業者もあります。火葬後に納骨することも可能ですし、保有していないペット火葬業者でも提携している寺院や霊園で納骨可能な場合があります。希望の供養方法があるのであれば、訪問火葬後に自身で手続きを行いましょう。愛ペットグループでは、自社の霊園での納骨が可能です。

訪問ペット火葬も選択肢のひとつ

訪問ペット火葬についてメリットやデメリットを紹介しました。ご都合がつかない時や霊園まで足を運ぶのが難しいご家族様、思い出の場所での火葬を望んでいるご家族様、ご近所さんたちと親交があり、ご自宅で見送りたいご家族様などには向いている火葬方法でしたね。天候に左右されるたり種類、大きさによっては不可能だったり場所も制限があることはどうしても理解しなくてはならないポイントです。訪問ペット火葬業者も、みなさん親切丁寧に対応してくれますので、一度選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。