小さいペットの供養費はどのくらいかかるの?きちんとするには?

ハムスター、リス、インコ、モルモット、トカゲ、デグー、ファンシーラット、チンチラなど、小動物として思いつくペットは数多くありますね。
今回は小さなペットの供養費についてお話いたします。

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小動物を火葬できる?

昨今の住宅環境の変化で小動物を飼育する人も多くなったようですが、以前は小動物が亡くなった際に「埋葬」する、という選択をとる方も多くいましたが、ペットも「火葬」をすることが一般的になった現在、「供養」として手厚く見送る方も増えてきました。

しかし、インコやハムスターを飼っている人の中には、こんな小さいペットでも火葬してもらえるのか?お骨は残るの?供養はしてもらえるの?と不安に思っている方も多いようです。
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安心してください!

以前に比べて小動物の葬儀に力を入れている斎場、霊園、業者は多くなりました。
具体的には、ウサギ専用の葬儀プラン、小動物用の骨箱、小鳥専用の棺など、それぞれペット葬祭事業者が色々なサービスを展開するようになり、小さなペットを飼われている方も満足のいくペット葬儀を行うことが可能な時代になっています。

数年前は、ペットの火葬を考えていても、どこか飼い主様自体がペットの供養に対して引け目を感じられていることもあったようですが、先述の通り今では小動物もワンちゃんネコちゃんと変わらない供養が出来ますのでご安心の上、近隣のペット霊園や訪問火葬業者へ問い合わせをされても良いと思います。

ただ、今でも小動物の火葬を受け付けていなかったり、あまり快い返事をしない業者があるのも事実です。それは、小動物はお骨を綺麗に残すことが難しい場合があり、業者自体が初めから受け付けない場合もあります。
それは、火葬設備や火葬をするスタッフの技量によるところもありますから、事前に問い合わせをしておくとより安心ですね。
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愛ペットグループの小動物用棺 天使のおくるみ 布団
愛ペットグループの小動物用骨箱 タイムボックス桐
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小さなペットの葬儀、供養費はどれくらい必要か?

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現状、多くのペット霊園や訪問火葬業者の料金体系は、ペットの種類や体重で「火葬費用」
が異なることが多いと思います。
それは、大型犬と小動物の火葬では、費やす燃料や火葬時間に大きな差があり当然と言えばそうかもしれません。

つまり、小動物の方が火葬や葬儀の費用負担は少なくなります。

お見送りのプラン自体も何通りかあり、本格的な読経葬儀プランから一任プランという火葬や納骨までをペット火葬業者のスタッフにお任せするプランなどがあります。

費用一例として、
ペットの身体をペット火葬業者に預けて一任するプランは総額、数千円~1万円程度が相場です。
個別に火葬をして遺骨を手元供養できるように返骨を希望したら、1万5千円~2万5千円が相場です。
別途、僧侶による読経葬儀を希望する場合は、お布施が必要になりますが、概ねペットの葬儀の場合は2万円~5万円のお布施が相場となります。

ペット霊園によっては、僧侶が常駐していてすべてのプランに読経が含まれる場合がありますが、その場合は火葬費用自体が相場より高く設定されていることもあります。
概ね、その様な費用とプランの詳細はホームページに記載されていることがありますので、事前に確認されることを推奨します。

葬儀、火葬後の供養は?

 小さいペットの供養費はどのくらいかかるの?きちんとするには?
昆虫でも小動物でも爬虫類でも、一つの命には変わりはありません。
火葬や葬儀の費用は先ほどのお話の通り、ペットの種類によって変わることがある、とお話をしましたが、その後の四十九日供養といった周忌法要や合同納骨、個別納骨、献花・供花といった「供養」の品目に関してはお布施や費用が異なることはまずありません。ご安心くださいませ。

ペットの種類が変わっても一つの命ですし、小動物も大切な家族として認知されている昨今、周忌法要を行ったり供養をすることはとても良い行いです。引け目を感じることなくしっかりと、ペットの供養、お見送りを行ってあげれば、きっと、あの子たちも喜ばれるのではないかと思います。
また、「供養」は飼い主様のためとも言いますから、後悔のない旅立ちのお手伝い、お見送りをお願いしたいと思います。

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2003年からペットセレモニーに携わっています。小さなハムスターから、ゴールデンレトリバーまで、今までお見送りのお手伝いをさせて頂いたご家族様は、数千件になります。 日々、ペットの葬儀、セレモニーの現場で経験することをもとに、皆様のお役に立てる記事を書いていきたいと思います。 有資格:1級 動物葬祭ディレクター
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